Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/chicappa.jp-tenjin-univ/web/blog/class/View.php on line 25

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/chicappa.jp-tenjin-univ/web/blog/class/View.php on line 30

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/chicappa.jp-tenjin-univ/web/blog/class/View.php:25) in /home/users/1/chicappa.jp-tenjin-univ/web/blog/class/View.php on line 81
福岡テンジン大学 学長blog ::人が成長するとき
  • 2012-11-01 19:47:51
  • 人が成長するとき
こんばんは、今日はいっきに冷えてますね。
微妙にまだ衣替えできてない岩永です。


はっくしゅん!!


最近、ちょくちょくと、
相談をいただきます。


●どうやったら人は成長するのか
●どうやったら人を集められるのか
●どうやったら人が動くのか
●どうやったら・・・


それぞれで背景が違うので、
答えは「それぞれ・・・」なんですが、
1つだけ、全てにおいて応用が利くものがあります。


「統計学」です。


最近、数字の話ばかりしてる!
って指摘されそうですが(笑)
こうみえて頭は理系ですし、
数学&物理が得意だったので、
数字大好きなんです・・・。


世界中にはいろんなことに疑問を持つ研究者がいて、
「○○をやってる人は、△△な傾向がありそうだ」
という仮定を立てて調査するんですね。


それを数値化して分析して、
AとBは関連がある!とかを導き出してたりして、
気が遠くなるような歳月をかけてやってる研究もあって、
本当に研究者には頭があがりません。


そうです。
世の中ほぼ全てのものは「数値化」できるんです。
思った以上に、感覚とか経験とかも、
満足とか幸せとかも、
もしかしたら愛さえも数値化されるかもしれません。
わかってないのは、まだ研究途上にあるか、
仮定が成り立ってないからか、のどれかでしょう。


で、
上に書いたような相談も、
全部、統計学を使って応えるようにしてます。


「えっ!?数字を使って解決するの?」


って思いますが、
ちょと違います。


◆◆をしている人は、◇◇な傾向が強い


という統計データを使うだけです。
その情報を持っているかいないかと、
Cというデータと、Dというデータを組み合わせたり、
いろんな情報とデータを掛け合わせると、
たいていの相談が、どの部分が一番の課題で、
効果を発揮できてないかがわかります。


そして今日もらった相談が
「どうしたらこのプロジェクトに関わっている人材が成長し、自立心を持つか」
でした。


とある行政からの相談でしたが、
未来の人材育成の話なので、真剣に応えますが、
さすがに縦割りの行政で、仕事としてやってる以上、
なかなか他分野の情報とデータの掛け算をする、
柔軟な発想はでてきません。


でも、
人が成長するときの比較的わかりやすい方程式が
出てきています。


その手法のひとつでもある
「PBL」


プロジェクト・ベースド・ラーニング


と呼ばれる手法です。
これに似たものに「サービス・ラーニング」というものがあります。


日本では関東を中心に、
学歴の高い大学が教育プログラムの中に入れ始めてます。
福岡市内の大学では、本格的にやってるところは
残念ながらないようです・・・。


県立の福岡女子大は、
テンジン大学でも先生をしてくださった、
和栗先生がサービス・ラーニングの専門ですが、
先生たち個別で取り入れているところはあるようです★


しかし!
北九州がすごいです。


北九州市立大学が4年前に導入、
学部学科までつくり、現在4期生。

そしてこれが実績を出してきているということで、
北九州市長もバックアップ!
文科省に申請し、北九州市をあげて
8大学でこの仕組みを展開することが決まりました。


実はテンジン大学も
可能な限り、この方程式をとりいれてます。


それは・・・
一度でも参加したことがある人なら、
わかるかもしれません。


「なぜ、この授業に参加しようと思いましたか?」


「この授業に参加して、気づいたことは何ですか?」


この2つの質問です。
最初の「なぜ」をとことんまで深掘りできた人は、
目の前で起きているどんなことからも気付きを得て、
学び続けることができるのです。


一昨日、
とあるマスコミの方に聞かれました。


「岩永さんは、どんな勉強法をされてるんですか?
 勉強する時間ないでしょう?」


はい、あんまりありません・・・。


でも、
「学ぶ時間」は大量にあります。
起きている時間は、学ぶ時間です。


福岡市博物館であっていた「幽霊・妖怪展」。


行きましたか?
そのとき、こう感じました。


「なぜ、日本の幽霊には足がないんだろう?」


博物館を出て調べます。
どうやら、足のない幽霊を書き始めた画家がいるようです。
実は、その画家を中心とした幽霊画の展示だったことも知ります。


そして、
つい先日、西日本新聞のコラム記事に
「日本の足がない幽霊の起源」に出会います。


情報と情報が時間を超えて脳内で掛け算になり、
学びはより深い知識へと変化していきます。


こんなことが日常茶飯事で起こるように、
常日頃から、「なぜ?」と問うこと。


これが最も人を成長させる第一歩だと思います。
これからも「なぜ?」をバラマキ続けていきましょー!!


<<新・大人な福岡土産 | main | 人事研修 >>
福岡テンジン大学とは
Calendar
<< April 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930
Search
Archives
Twitter

powered by chicappa!blog