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福岡テンジン大学 学長blog ::ライバルはLINE?
久々に風邪をひいたようです。
昼からどうも頭がぼーっとしていたようです。
こんばんは、岩永です。


僕はもともと(今もだけど)
広告の仕事をしていて、
なぜか網羅的にTV番組、CM、ラジオ、新聞、雑誌、
いろんな販促物制作、イベント、そしてWEB、通販と
体験することができました。
(とは言え社会人10年目なので薄く広く・・・)


で、この広告という仕事、
不思議なことにこの業界で働いている人の中で、
急に我に返るというか、ふと立ち止まる人が
ときどきいることに気づきます。


「あれ、俺このままこの仕事してていいんだろうか?」

「この仕事って、何か世の中に残るようなこと、できてるんだろうか?」


と。
10歳上の先輩に早いうちから教えられて、
「広告業は虚業だから」と。


いわゆるモノづくりの工業系や、農業系、
ヒトを扱う教育や医療や介護など、
実態がある仕事をしている人には
過去10年間を見ている限りあまりいません。


でもなぜか広告業界にはいるんです。


それは広告というサービスは目に見えるけど、
クライアント(広告主)の要望に答える仕事は、
大義としては、クライアントの顧客を満足させる、
ということだと思いますが、
やはりクライアントの要望に答えることが目的化しがちです。


だって、そこで売上が決まるのだから。


そうなるといつしか、
「自分の仕事って果たして・・・?」
と考える人が出てきても不思議じゃありません。


大手を筆頭に、
30歳を過ぎると、
この虚業の観念にとらわれて、
会社をやめてどちらかに進む人が多いのもまた特徴です。


・独立して、プロデューサー的により深く追求する

・モノづくりなど実態ある業界へいく


です。
このうち、後者は割と楽しそうにしている方々が多いものの、
過去の広告の仕事がどこまでいかせてるのか不明ですが、
本人はもう夢中で取り組まれている方が多いので、
きっと幸せなのだと思います。


一方、前者のうちこれがまた2つに別れます。


「ビジネスモデルづくりを追求し、より虚業まっしぐら」



「1つ1つに向き合って、最適解を出すプロデューサー」

この場合、
前者は失敗とともに、消えていったり、
国外にふらっと行ったり、
なんか、いったん頭の中をからっぽにしたいのでしょうか。

後者は、これがとてもすばらしく、
いろんな業界から引く手あまただったり、
ネットワーキングやアイデアを形にしていく力を持ってるので、
活躍している方が本当に多い。


という、今回は広告業界のお話です。


というのも、
もともと広告業界にいて、
最後のサラリーマン時代は、インターネット広告売ったり、
WEBでの販促・集客を提案したりしていた関係で、
「九州インターネット広告協会」という、
普段はライバルだけど、切磋琢磨していこうぜ!


という、当時ADKにいて、
いまは「売れるネット広告社」を立ち上げた加藤レオさんが会長で
誘われて行っていました。


今から5年も前の話ですね。
サラリーマン辞めてからもWEBの仕事はしていたので、
顔を出していたんですが、
まだサラリーマンだったレオさんから


「岩永さん、独立ってどぉ?やっぱりいいのかな?」


など相談されて、
その後すぐ独立して会社立ち上げて、
今では絶好調なネット通販の魔術師、いや神様みたいな存在になってます。


その、
九州インターネット広告協会が、久々に勉強会やる
っというので参加してきました。


なにより、
今日の講師はあの破竹の勢いのLINEの執行役員の方。


ツイッターやフェイスブックが5000万人ユーザーを獲得するのに
約3年近い時間を費やしたのに(それでもすごい!ラジオは38年かかった)
LINEはわずか1年と数日で達成、いまではユーザー数が3億人を突破していますす。


この、指数関数的に情報量が増える時代で、
ネットの世界も刻一刻と目が離せない状況ですが、
中にいる人たちは果たして虚業の虚像で大丈夫なのか?


と僕は思いつつ、そんなまわりの人たちの雰囲気うかがいも兼ねて
参加したのです。




で、時をさらに2時間ほど前に、
福岡のとあるフリーペーパー会社に勤め、
チーフ的に活躍している人から相談を受けていました。


「なんか、モヤモヤしていて、
 このままでいいんだろうか、と思ってる」と。


話して言葉を出し合った結果、
その人はきっと「物足りなさ」を感じていたんだろう、と。


さらに時を1カ月ほど前に、
福岡の外資系広告代理店の
超できる営業マンの方と話をしていて、


「いま悩んでる。
 このままでいいんだろうか、と」


同じこと言ってるんです。



過去10年間ほどですが、
自分が知り合ってきた福岡や東京の広告業界にいた人が
ある日突然、病にかかったかのように思う
この「このままでいいんだろうか」感って
なんなんでしょう??



これはネット業界だともっとすごいんじゃないか?
と思うわけです。


だって、ただでさえ広告が虚業なら
ネットはリアルじゃないぶん、より虚像だから。


で、
大学の後輩が某大手のネット専業の代理店にいて、
今日久々に会ったので、この話をしたら、
いたく納得していろいろ教えてくれました。


「だいたい20代後半までかな、って多くの人は思ってるかと」


と。
そして辞めていく人も多いんだそうな。
その辞めた人たちのその後って??


と聞くと、
田舎に行って全然違うことしていたり、
海外のワーキングホリデーに行ったりなど・・・。


やっぱり実像追いかけてるのか、と。


サンプル数もすくなく、
数値化もしていませんし、
あくまで僕の感覚値ですが、
これって広告業界全体でつくってしまってる
あまり良くないスパイラルかもしれません。


でも、
既述したように


業界またぎ活躍しているプロデューサーを輩出していたり、
すさまじい起業家(ホリエモンとか)を輩出していたり、
そんな業界でもあるんですよね。


今日会ったその大学の後輩は、


「私も20代後半までかな、って思ってます」と。


10年前には存在しなかった仕事が
どんどん出てくる時代です。
技術もどんどん新しくなり、
そのスピードは指数関数的です。


もうきっと追いつくのがたいへんなんでしょうね。


そんな中、希望も見えてきていると思ってます。
ネットの普及と、技術革新のおかげで、
膨大なデータの分析が可能になりました。


そしてわかってきたのが、
統計的に


●人はどうしたら満足度の高い人生を送れるのか


●成果を出す人の共通点は


●成果を出す組織の共通点は


これらのことが明確にわかってきています。
大昔の偉人たちがつくってきた
哲学や指標を裏付ける確実なデータと、
その実行方法すら、明確になりつつあります。


まだまだ日本では浸透が遅いですが、
ギャラップ社が出している


「ストレングスファインダー」という診断や


「Q12」と呼ばれる組織診断の指標など


これからますます広がって、
各業界で成果を出していくことでしょう。


これらを進めている
福岡の小さなコーチングの会社に、
もっともっと活躍してもらいたいと思っています。


福岡地元の総合広告代理店を卒業し、
東京の日本のトップの大手広告代理店に

「確かめに行った」と言う年下の子と
いろいろやりとりして出てきた話に、


予算もらって良い販促・広告をうつより、
社内コミュニケーションと組織力向上の方が、
より成果を上げることができそうな気もする。
その土台があって初めて外に予算使って、
より効果の高い成果が出ると思う。


と。
僕も前までは
企画ひとつでその会社の運命は変わると思っていましたが、
さにあらず。


やっぱり、動かす人、
とくにリーダー格の人や
組織内コミュニケーションがいかにとれて機能しているか、
ここがとても重要だと近年気づきました。


なので、
最近はコーチングを学び、
とある企業の経営陣と話す機会を設けたり、
社内コミュニケーション活性化の企画を提案して
ファシリテーションしたりなど、
ちょっと仕事の内容も変わりつつあります。


全部ひっくるめれば
「コミュニケーション」なんですけどね。


最後に、
テンジン大学のライバルってLINEだ!
(ユーザー数でも売上でもかないっこない、
 けどLINEに絶対できないことができる)


そんなことを考えた日でした(笑)


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