• 2014-02-17 16:58:06
  • 伊勢谷友介さんをお呼びして
こんにちは。
昨日、北九州市立大学の
地域創生フォーラムに俳優の伊勢谷友介さんをお呼びして
僕が聞き役となって講演を行いました。
どうも岩永です。


まだ大学生だった僕が、
イケメンの10歳上の大人から
「とりあえずゴミを拾いに来いよ」
と言われていった天神の朝のそうじからはじまり、
10年後の今では、脱サラしてフリーで広告やプロデュースの仕事したり
NPO法人を立ち上げて代表していたり、
福岡市内だけでなく、県外にも呼ばれて講演したり、
ホンモノの大学の先生にもなったり。


全ては、このゴミ拾いから始まりました。
なんだかわらしべ長者のようだ?(笑)


+


2013年4月より、
北九州市にある10の大学を対象とした文部科学省の事業により
「大学生たちに地域活動を教育プログラムとして提供する」
という役割で、特任教員という肩書きで、
週の数日を北九州市に通っております。
その事業の拠点が「北九州まなびとESDステーション」。
→ http://manabito.kitakyu-u.ac.jp/


所属は、北九州市立大学の講師。


昨日、北九州市立大学が5年前に創設した新学部である
「地域活動を行うことが必修の学部」という、
地域創生学群(ちいきそうせいがくぐん)の大学生が
どのような活動をしているかの発表会を兼ねた、
地域創生フォーラムという講演付のイベントがありました。


そして今年度は、
「北九州市制50周年」でもあるため、ちょっと盛大に。


+


2013年秋、今回の地域創生フォーラムの
基調講演に誰を呼ぼうか?
大学生にも理解できて、地域活動をやったり論じたりできて、
ちょっと華のある方は誰がいいのか?
そんな会議を行い、今となっては誰がその名を出したのか
忘れてしまいましたが、「伊勢谷友介」という名が出て、
僕の友人が昔一緒に仕事していたので、
そのツテで交渉できるかもしれない!ということで
満場一致で「伊勢谷友介さんでいこう!」となったのを覚えています。


そして持つべきものは本当に「人との繋がり」ですね。
すぐマネージャーさんと連絡がとれ、
映画等の撮影でとても忙しい方なのですが、
なんとかタイミングが合い、スケジュールが空いたので
お呼びすることができることになりました。


+


ここまでは、まぁよくある著名な方が来ての基調講演。


でも、自分自身で
「お金出して、来てもらって、ただ話してもらって」
という、いかにもマスコミ的な、一方通行的な、
そんな「場」にしたくなかった。


伊勢谷さんは俳優という仕事だけでなく、
リバースプロジェクトの代表でもあり、
生き方・働き方のスタンスとして
この活動をやっている方。


そんな方だからこそ、
もっと良い話・言葉を引き出し、
このフォーラムに来てくれる、なるべく多くの大学生や高校生、
そして大学関係者や一般の方に「伝えたい」。
そう思った僕は、マネージャーさんに交渉して、
「打ち合わせさせてください」とお願いし、
大学からも交通費の予算をいただき東京へ行きました。


今回は、俳優としての伊勢谷友介さんではなく、
リバースプロジェクトとして社会活動を行っている
伊勢谷さんとして話をしていただくため、
同じくリバースプロジェクトの亀石太夏匡さんの
お2人で登壇いただくことに。


東京で打ち合わせで、その場に伊勢谷さんはいませんでしたが(笑)
亀石さんと話、いろいろと活動をしていて、
講演など場慣れもしているので、
僕が話の引き出し役として一緒に登壇することに。


さらに、僕自身、
福岡で様々な地域活動や企業・行政とのコラボレートを
仕掛けていっているテンジン大学の学長でもあるので、
リバースプロジェクトの趣旨、向かっている先の
「ビジョン」を共有し、まるで同士のように打ち解けることができました。


やはり、行ってよかった。
事前に話をして、そもそもなぜリバースプロジェクトを?
の本心に触れていてよかった。


この「なぜ?」の核心部分を知らないことには
テンジン大学でも授業を企画しちゃいけませんので、
本当に良い場がつくりやすくなります。
ある意味、妥協できない、でもその分の見返りが必ずあります。


+


そして昨日を迎え、
講演前に、北九州市立大学の学長と、
地域創生学群の学群長の眞鍋先生と、
リバースプロジェクトの伊勢谷さん・亀石さん、
そしてメンバーの一人であり、社会活動を継続的にできるよう、
ビジネススキームを構築してモデル化することが得意な上保さんと、
一緒にランチを取りながら話をしました。


講演では、
リバースプロジェクトが「なぜ?」
伊勢谷友介さんが「なぜ?」
亀石さんが「なぜ?」
このような活動をしているのかを語っていただくことができ、
地域活動をしている学生たちもちゃんと話に着いていけたようで、
ものすごくモチベーションと意識が高められたようです。


その後、ジャンボタクシーで移動、
道中でもいろいろとお話をしました。

小倉駅近くの魚町にある
北九州まなびとESDステーションにも来ていただき、
プロジェクトを行っているリーダー格の学生たち
20人ほどを集め、座談会的なものを開催、
リバースプロジェクトがこの春にリリースする、


「社会活動がより行いやすく、継続しやすく、
 ムーブメントが起きやすくするための仕掛け」


のヒトシコノミというツールについて、
話していただき、学生たちに体験してもらいました。


終わったあと、
伊勢谷さん・亀石さん・上保さんと僕の4人で、
新幹線で福岡へ。


新幹線の中でも伊勢谷さんとずっと、
この「社会活動」について語り合っていたのですが、
伊勢谷さんも僕も、行っている活動はあくまで手段であり、
自分たちがやりたいことは、自分たちがいなくなった
100年後とかの


「よりよい未来づくり」


であり、
かつそのための人材育成や、世の中へのメッセージ発信である、と。
伊勢谷さんは自分自身がメディアとなり、旗を振って、
仲間たちと仕掛けています。

僕は自分が生まれ育った街で、
テンジン大学やグリーンバードというメディアを通して、
この福岡の街で旗を振り、いろんな仲間たちと仕掛けていってます。


たった一人ではできないことでも、
多様な人が集まり、想いをひとつにして動くと、
世の中が動く、人の気持ちに変化をもたらすことができる。


僕も10年前に、グリーンバード福岡を立ち上げた
木下さんにゴミ拾いに誘われていなかったら、
昨日の伊勢谷さんとの出会いも、北九州での先生の仕事も
テンジン大学ですら存在しません。


誰かの行動が、
誰かの心を動かす。
そしてその行動に「意志」があるともっと動く。


行動がなければ、良くも悪くも、議論すら起きず、
それは存在していないことと同義になってしまう。
小さくても「行動」があることがとても大事なんだな、
と昨日とこれまでの10年間を振り返って
改めて思いました。


日本全国、田舎・都会を問わず、
人が住んでいるところに「地域」が存在し、
活動をしている多くの方がいらっしゃいます。


そんな「地域活動」を行う人がもっともっと増える、
地域活動でなくても、行動が起き始めるような
そんな人がどんどん増える。


そのために自分自身ができることに
もっと注力していこうと思いました。


テンジン大学も継続して、ますますコラボを増やしつつ、
個人としても、この「行動の種」をばら撒く
講演活動にも力を入れていこうと思います。


+


僕は、グリーンバードに出会い、
街を知り、他の街との比較や、世の中の流れ、
そしてたくさんの本から得た情報で、
自分なりの意思が育っていった感覚があります。

伊勢谷さんは、どのようにしてその意志が育ったのか?
いろいろとお話を聞いていくと、
「感性」がずば抜けている、と思いました。
自分自身が「こっちだ」と思い、そこから想像し、
意識をどんどん高めて物事を深掘りしていく。
その感性が自分の何倍も高い。


だからこそ、これだけ活躍し、
講演でも言葉を紡ぐのがとても上手。


僕が経験と知識で、理系的に設計していき
ある程度の方程式のある「規律とリズム」で
音楽を演奏していく音楽家だとすれば、
伊勢谷さんは、感性で、本心で、
きっと自分オリジナルの方程式で音符を繋いでいく
天才肌的な音楽家でした。


とてもまっすぐな方でもあるので、
一直線に突き進むところや並々ならぬ努力もあると思います。


そんな方に出会えたことに感謝。
そして一緒に共演し、いろいろ語り合えたことに感謝です。


今後も、
連携したり、コラボレートしたり、アイデア出し合ったり、
そんなことができそうで、すでに仕事として
福岡の企業とリバースを繋いで、コラボを展開できそうな
アイデアも出てきました。


最後に、伊勢谷さんが講演の中で行った一言を紹介します。


「今生きてる人間にしか未来に対する責任を負えない」


自分がいなくなって、どうでもいい、ではなく
今自分がいる、生かされているのも、
過去の血族や社会を作ってきた人たちのおかでだ。
そのような意識をもって、今後も引き続き、
「未来への責任」として行動を起こしていきたいと思います。

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