- 2011-07-28 01:10:04
- 「大作戦」の作り方
-
カテゴリ: 日記
はーい、どうもこんばんは。
また深夜にブログ書いてからー・・・
と言われそうな岩永です。
今月はけっこういろんなことが重なって
気づけばブログもしばらく書いてませんでした。
申し訳ないです。
これは先週、7月21日(木)に開催された
福岡打ち水大作戦の天神地区一帯リレー打ち水(13商業施設連携)の
イムズ前での打ち水のとき、和太鼓をたたく役を買って出ました。
例年、打ち水イベントでは事務局と
イベント統括などをしていましたが、
今年はWe Love天神協議会さんがしっかり仕切って
やってくれたので、当日手ぶらで参加できました(笑)
おかげでこの日の夜はすでに筋肉痛がはじまり
左手はビールのジョッキも持てないくらい力が入りませんんでした(笑)
さて!!
この福岡打ち水大作戦、8年目となる2011年にして
天神地区の商業施設がいったいとなり、しかもリレーでやる!
という大々的なものになりました。
では少し時間を遡って、
どのようにしてここまで至ったかを追っていきましょう♪
「福岡打ち水大作戦2011」がどのようなカタチでこのように
なっていったのか、プロジェクトの動きを少しだけご紹介します。
●プロジェクトを立ち上げてみたい
●プロデュースってなに?
という方は参考にでもしていただければ・・・
・4月中旬
今年の打ち水大作戦はどうしていこうか、と
グリーンバード福岡代表の木下さんと問答
・4月27日
岩永より、福岡打ち水大作戦理事の人へ一通のメール
そこから数日に渡り、意見が飛び交う
九州大学・島谷先生の「まずは一度集まりましょう」で
メールが続くも、両代表の島谷・木下が長期出張がずれてたりで
結局5月26日に集まることに。
その間に、イムズの打ち水担当の人から僕宛に
「今年は7月21日(木)でイムズ打ち水をやろうと思ってます」の連絡。
・5月26日
数人がテンジン大学の教室でもある大名・松楠居に集い会議。
ここで、今年の方針や、今後巻き込んでいく人などが検討されていきました。
この会議をキッカケに、毎週木曜の夜に打ち水会議をすることが決定。
・6月2日
前回会議より、各福岡打ち水大作戦理事が声かけし、
多くの方が出席する会議になりました。
福岡市、福岡県、国交省九州地方整備局、各メディア(TV・新聞・ラジオ)
We Love 天神協議会などなど。
・6月9日
今年は「節電」などエネルギー問題に焦点があたっていることをテーマにし、
それについての「打ち水とはなんぞや」を議論。
イムズが7月21日に開催するのに合わせて、一大ムーブメントとすべく
各人が調整に入る。
毎年制作している打ち水ノートの、都心部小学生への配布を
福岡市環境局と教育委員会へ打診し調整に入る。
・6月14日
僕が深夜に、一通の長文メールを送信。
7月21日に天神地区を巻き込む動きが出てきていたので
福岡市環境局温暖化対策課へ、市も一緒に動いて欲しいことを
せつせつと説くメールで打診。
・6月16日
福岡市高島市長
北九州市北橋市長
太宰府市井上市長
の3市町の各地打ち水イベントへの参加が決まり、広報ツール予算なども
九州建設弘済会などからの支援決定などもあり、
いろんなことが決まり始めます。
この時点では、各地の打ち水イベント担当者がすでに動いており
僕はその情報収集と調整を行い続けておりました。
・6月23日
九州大学、島谷先生が高島市長訪問し、
21日の打ち水に向けての動きが本格化。
打ち水ノート制作の素材がおおかた出揃う。
僕の隣の席にいるデザイナー量さんとあーだこーだ言いながら
ページネーションとライティングをしてデザインを作ってもらう。
グリーンバードや打ち水で毎年連携してきている
アビスパ福岡の担当者へ連絡し、今年の連携について相談。
今年の方針の中、そして苦しいチームや会社事情の中、
協力のお返事もいただくことができました。
・6月30日
7月21日の大々的なムーブメントに向けて、
各地、各社で広報計画を練る。
7月5日の高島市長定例記者会見に向けて、
プレスリリース内容固めなどを共有。
福岡打ち水ホームページの制作も進み、
グリーンバード、テンジン大学のスタッフでもある後輩が
リニューアル制作してくれました。
・7月1日
福岡市環境局より市長記者会見へ同席依頼の連絡。
当初、代表の木下さんだったが予定ありのため岩永が。
しかも浴衣を着てと・・・
・7月5日
そのときの映像がこちら・・・→高島市長定例記者会見(7/5)
これを皮切りに、各地よりリリース発信。
そして、7月11日の北九州市をスタートに
2011年の福岡打ち水大作戦がはじまり、
7月21日の日を迎えました。
この日へ向けて
多くの人が考え、上司やトップを説得し動き、
関係各社がその枠を超え連携し、協力し、
21日を迎えました。
7月21日というのは上記に書いたように
当初、イムズが「その日に開催する」と決めたところが発端でしたが(笑)
それに向けて、天神地区をとりまとめたWe Love 天神協議会の皆さんや
賛同した13商業施設の各担当者の方、そしてそして、
この短期間で予算もないと言われていた中、
あそこまでの規模と市職員を動かすにいたった福岡市環境局温暖化対策課の方、
すばらしいと思います。
いち企業につとめている担当者や
行政職員という立場ではふつう、ここまで動けません。
そこには、このプロジェクトをこうしたい!という想いがあったからこそ
それをみんなが共有していたからこそできたことです。
もしかしたら来年ここまでできないかもしれません(笑)
その日、そのとき、そのタイミングで出会い、動いたからこそ
できあがったものであると思います。
まさに水のようだ。
僕は今回、
福岡打ち水大作戦ホームページの企画制作と
打ち水ノートの企画ライティングのディレクション、
事務局としての情報共有から会議議事録作成と各地の調整、
広報計画の調整などを担当しましたが、
いちプロジェクトの全体を見れてかつ行動ができる
というのはどれほどの学びをもたらしてくれるのか計り知れません。
力ある両代表がどんどん先頭切っていく中、
後ろで片づけしながら道にしていくという作業、
とてもじゃないですが、企業勤めだったらできないように思います。
でも僕はサラリーマン時代からお手伝いしてきてるので
要点はつかめてましたし、両代表のクセも掴めていました。
福岡打ち水大作戦は良いチームです。
そう、
プロジェクトは、いち個人ではできません。
チームになって、協力・支援してくれる人たちがいてはじめて成り立ちます。
そしてこの福岡テンジン大学も一緒です。
たくさんのスタッフがいて、いくつかのチームがあってはじめて成り立ってます。
僕一人じゃ何にもできません!!
と「大作戦」の作り方について書き連ねてみました。
文章だけでわかるのでしょうか??
さてさて告知です。
福岡市が主催する「アジアのリーダー都市ふくおか!プロジェクト」の
リレーフォーラムにてゲストとして登壇することになりました。
1.フォーラム概要
テーマ:都心のまちづくり
日時:8月7日(日)14時00分~16時30分
場所:福岡アジア美術館あじびホール
第1部:基調講演(45分)
出口敦氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
第2部:
①データで語る福岡の今・未来
②トークセッション
コーディネーター:
出口敦氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
ゲスト:
岩永 真一氏(NPO法人グリーンバード福岡チーム事務局長/福岡テンジン大学学長)
大坪恵太郎氏(福岡地所㈱地域開発事業本部)
酒井 咲帆氏(アルバス写真ラボ)
原口可奈子氏(ライター・編集者/Wonderscope)
参加は無料なので、まちづくりに興味ある方はぜひ。
→ 詳細はこちら
ちなみに
原口さんはおなじみテンジン大学の授業コーディネーターですし
酒井さんのアルバスは、テンジン大学の授業ではまだ教室になってませんが
スタッフの油利さんが主催する「green drinks fukuoka」のゼロ会目のときに
使用した場所でもあります。
そんな繋がりある方々と「街」についてトークセッションできるなんて!
今からワクワクで眠れません!!
いや寝ますけどね。
福岡の街も常に動いていますね!!
ではでは、今から帰り支度しまーす。
また深夜にブログ書いてからー・・・
と言われそうな岩永です。
今月はけっこういろんなことが重なって
気づけばブログもしばらく書いてませんでした。
申し訳ないです。
これは先週、7月21日(木)に開催された
福岡打ち水大作戦の天神地区一帯リレー打ち水(13商業施設連携)の
イムズ前での打ち水のとき、和太鼓をたたく役を買って出ました。
例年、打ち水イベントでは事務局と
イベント統括などをしていましたが、
今年はWe Love天神協議会さんがしっかり仕切って
やってくれたので、当日手ぶらで参加できました(笑)
おかげでこの日の夜はすでに筋肉痛がはじまり
左手はビールのジョッキも持てないくらい力が入りませんんでした(笑)
さて!!
この福岡打ち水大作戦、8年目となる2011年にして
天神地区の商業施設がいったいとなり、しかもリレーでやる!
という大々的なものになりました。
では少し時間を遡って、
どのようにしてここまで至ったかを追っていきましょう♪
「福岡打ち水大作戦2011」がどのようなカタチでこのように
なっていったのか、プロジェクトの動きを少しだけご紹介します。
●プロジェクトを立ち上げてみたい
●プロデュースってなに?
という方は参考にでもしていただければ・・・
・4月中旬
今年の打ち水大作戦はどうしていこうか、と
グリーンバード福岡代表の木下さんと問答
・4月27日
岩永より、福岡打ち水大作戦理事の人へ一通のメール
そこから数日に渡り、意見が飛び交う
九州大学・島谷先生の「まずは一度集まりましょう」で
メールが続くも、両代表の島谷・木下が長期出張がずれてたりで
結局5月26日に集まることに。
その間に、イムズの打ち水担当の人から僕宛に
「今年は7月21日(木)でイムズ打ち水をやろうと思ってます」の連絡。
・5月26日
数人がテンジン大学の教室でもある大名・松楠居に集い会議。
ここで、今年の方針や、今後巻き込んでいく人などが検討されていきました。
この会議をキッカケに、毎週木曜の夜に打ち水会議をすることが決定。
・6月2日
前回会議より、各福岡打ち水大作戦理事が声かけし、
多くの方が出席する会議になりました。
福岡市、福岡県、国交省九州地方整備局、各メディア(TV・新聞・ラジオ)
We Love 天神協議会などなど。
・6月9日
今年は「節電」などエネルギー問題に焦点があたっていることをテーマにし、
それについての「打ち水とはなんぞや」を議論。
イムズが7月21日に開催するのに合わせて、一大ムーブメントとすべく
各人が調整に入る。
毎年制作している打ち水ノートの、都心部小学生への配布を
福岡市環境局と教育委員会へ打診し調整に入る。
・6月14日
僕が深夜に、一通の長文メールを送信。
7月21日に天神地区を巻き込む動きが出てきていたので
福岡市環境局温暖化対策課へ、市も一緒に動いて欲しいことを
せつせつと説くメールで打診。
・6月16日
福岡市高島市長
北九州市北橋市長
太宰府市井上市長
の3市町の各地打ち水イベントへの参加が決まり、広報ツール予算なども
九州建設弘済会などからの支援決定などもあり、
いろんなことが決まり始めます。
この時点では、各地の打ち水イベント担当者がすでに動いており
僕はその情報収集と調整を行い続けておりました。
・6月23日
九州大学、島谷先生が高島市長訪問し、
21日の打ち水に向けての動きが本格化。
打ち水ノート制作の素材がおおかた出揃う。
僕の隣の席にいるデザイナー量さんとあーだこーだ言いながら
ページネーションとライティングをしてデザインを作ってもらう。
グリーンバードや打ち水で毎年連携してきている
アビスパ福岡の担当者へ連絡し、今年の連携について相談。
今年の方針の中、そして苦しいチームや会社事情の中、
協力のお返事もいただくことができました。
・6月30日
7月21日の大々的なムーブメントに向けて、
各地、各社で広報計画を練る。
7月5日の高島市長定例記者会見に向けて、
プレスリリース内容固めなどを共有。
福岡打ち水ホームページの制作も進み、
グリーンバード、テンジン大学のスタッフでもある後輩が
リニューアル制作してくれました。
・7月1日
福岡市環境局より市長記者会見へ同席依頼の連絡。
当初、代表の木下さんだったが予定ありのため岩永が。
しかも浴衣を着てと・・・
・7月5日
そのときの映像がこちら・・・→高島市長定例記者会見(7/5)
これを皮切りに、各地よりリリース発信。
そして、7月11日の北九州市をスタートに
2011年の福岡打ち水大作戦がはじまり、
7月21日の日を迎えました。
この日へ向けて
多くの人が考え、上司やトップを説得し動き、
関係各社がその枠を超え連携し、協力し、
21日を迎えました。
7月21日というのは上記に書いたように
当初、イムズが「その日に開催する」と決めたところが発端でしたが(笑)
それに向けて、天神地区をとりまとめたWe Love 天神協議会の皆さんや
賛同した13商業施設の各担当者の方、そしてそして、
この短期間で予算もないと言われていた中、
あそこまでの規模と市職員を動かすにいたった福岡市環境局温暖化対策課の方、
すばらしいと思います。
いち企業につとめている担当者や
行政職員という立場ではふつう、ここまで動けません。
そこには、このプロジェクトをこうしたい!という想いがあったからこそ
それをみんなが共有していたからこそできたことです。
もしかしたら来年ここまでできないかもしれません(笑)
その日、そのとき、そのタイミングで出会い、動いたからこそ
できあがったものであると思います。
まさに水のようだ。
僕は今回、
福岡打ち水大作戦ホームページの企画制作と
打ち水ノートの企画ライティングのディレクション、
事務局としての情報共有から会議議事録作成と各地の調整、
広報計画の調整などを担当しましたが、
いちプロジェクトの全体を見れてかつ行動ができる
というのはどれほどの学びをもたらしてくれるのか計り知れません。
力ある両代表がどんどん先頭切っていく中、
後ろで片づけしながら道にしていくという作業、
とてもじゃないですが、企業勤めだったらできないように思います。
でも僕はサラリーマン時代からお手伝いしてきてるので
要点はつかめてましたし、両代表のクセも掴めていました。
福岡打ち水大作戦は良いチームです。
そう、
プロジェクトは、いち個人ではできません。
チームになって、協力・支援してくれる人たちがいてはじめて成り立ちます。
そしてこの福岡テンジン大学も一緒です。
たくさんのスタッフがいて、いくつかのチームがあってはじめて成り立ってます。
僕一人じゃ何にもできません!!
と「大作戦」の作り方について書き連ねてみました。
文章だけでわかるのでしょうか??
さてさて告知です。
福岡市が主催する「アジアのリーダー都市ふくおか!プロジェクト」の
リレーフォーラムにてゲストとして登壇することになりました。
1.フォーラム概要
テーマ:都心のまちづくり
日時:8月7日(日)14時00分~16時30分
場所:福岡アジア美術館あじびホール
第1部:基調講演(45分)
出口敦氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
第2部:
①データで語る福岡の今・未来
②トークセッション
コーディネーター:
出口敦氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
ゲスト:
岩永 真一氏(NPO法人グリーンバード福岡チーム事務局長/福岡テンジン大学学長)
大坪恵太郎氏(福岡地所㈱地域開発事業本部)
酒井 咲帆氏(アルバス写真ラボ)
原口可奈子氏(ライター・編集者/Wonderscope)
参加は無料なので、まちづくりに興味ある方はぜひ。
→ 詳細はこちら
ちなみに
原口さんはおなじみテンジン大学の授業コーディネーターですし
酒井さんのアルバスは、テンジン大学の授業ではまだ教室になってませんが
スタッフの油利さんが主催する「green drinks fukuoka」のゼロ会目のときに
使用した場所でもあります。
そんな繋がりある方々と「街」についてトークセッションできるなんて!
今からワクワクで眠れません!!
いや寝ますけどね。
福岡の街も常に動いていますね!!
ではでは、今から帰り支度しまーす。
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