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福岡テンジン大学 学長blog ::福岡から新しい動きが
  • 2012-02-21 21:09:15
  • 福岡から新しい動きが
こんばんは。
ブログはちゃんと書かないといけんですね(笑)

短い文章と簡単なキーワードで事足りる
「ツイッター」や「フェイスブック」だと、
確実に文章力が衰えていきそうな気がします・・・。


どうも、岩永です。


2009年にサラリーマンをやめて独立してから
いろんな仕事をしてきていますが、
2004年の社会人になったときより、
小学校へゲストティーチャーで先生をしたりしていきていますが、
つい先日、福岡市内のとある中学校でも先生してきました。


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この授業の翌日に
校区内の清掃活動を、授業としてやるそうで、
それに向けての「座学」として、
お話してくれませんか??


という内容でした。


この中学校には4年前にも行ったことがあり
そのときにもお話したのですが、
独立して以来、大学や専門学校でも授業をやるようになって、
「目的を明確化して、受講生に適した内容」になるよう、
しっかり組み立てることの重要性を知りました。
なので、4年前とは内容をだいぶ変えて挑みます。



「なぜ、地域をそうじしなければいけないのか?」
「地域がキレイになるとどうなるのか?」
「自分たちの活動がどんな意味を持っているのか?」


きっと中学生たちはこの部分が理解できてないまま、
授業で清掃活動を“させられる”という感覚でいるのではないか、と。
実をいうと、僕自身がそんな中学生時代を送っていたので、
やっぱり「なぜ」を教えてくれる大人ってとても大事だなって思うんです。



こんな講師活動もしていますが、
今度、ファシリテーターのお仕事の依頼も受けました。


3/3(土)に、福岡県男女共同参画センター「あすばる」が主催の
明日を創ろう!新しい私たちの一歩~(講演&ワールドカフェ)
です。


ワールドカフェのファシリテーターとして登壇します。
テンジン大学の授業では、司会も講師もファシリテーター的な役割をしているので
その拡大版ですが、参加される方々が「男女共同参画」というキーワードで
活動をされている福岡県下の方々。とくに女性が多いと聞いています。


「いまどき男女共同参画って・・・」


っていう20・30代の方もいるかと思いますが、
50代以上の方々は、やはり職場でも家庭でも男女の差で悔しい想いを
経験されたこともあったりと、本気です。


そんな方々が、対話し、気づき、新たなアクションに繋げるため
今回はじめてワールドカフェという手法を取り入れることになったそう。
これも2011年の秋の「男女共同参画フォーラム」の副実行委員長をしたのがキッカケですね。



<NEWS cafeに参加しました>

福岡においてファシリテーターと言えば・・・
テンジン大学ではおなじみの田坂さん。
そして西日本新聞で定期的にコラムを持っている、津屋崎ブランチの山口さん。
このお2人が主導されているワークショップの現場に、本日初めて潜入!!


NEC_0268.JPG


「NEWS cafe」って聞いたことありますか??


「NEWS cafe」とは・・・
地域×新聞=未来
地域がもっとすばらしいステージになるように。
市民が新聞とともに地域の未来を語り合う「カフェ(場)」。


西日本新聞社の主催ですが、
福岡でいま、全世界でおそらく初めての試みがスタートしているのです。
そう実感しました。


新聞社は、配達のためエリアセンターというのを持っています。
このエリアセンターは、「配達」という機能と「チラシの折り込み」という機能があります。
僕が参加したのは城南区の長尾エリアでの開催だったのですが。


地域住民に愛されているチラシがありました。
毎月1日に発行されて折り込まれる、配達センターの社長さんのニュースチラシです。


他のチラシはいらないから、それだけちょうだい!という人もいるくらいの人気。
というのも、その情報が新聞より、より地域に根差していて、
広告チラシとは関係なく、地域性の高い商店の情報などもあって、
かつ、一番信頼されているという事実。


そして今回は、
地域住民の方々もいる中でのワークショップでしたが
今まで、人と店舗を繋げることしかできていなかったような折込チラシでも
実は上記のようなニュースチラシが、人と人を繋げる媒体になったりしていた、
ということもあり、今回のような対話の場がより地域を考える上で活性材になったりします。


どうゆうことかというと、
新聞社が抱えている配達センターの機能に
「地域性」「住民とのコミュニケーション」という視点が加わり、
新聞や折込チラシという、情報を届けていただけだったものが
他の活用方法もありそうだ?という地域づくりの社会実験をやっているのです。


今回は3回目の開催。
もう効果が十分出始めており、
他の市町村や他県からの開催相談なども来ているそうで、
日本全国の地域新聞社に、新たな光が見えた気がします。


西日本新聞も、自社のビジネス目的のみで開催しているわけでもなく
地域新聞社はやっぱり読者・地域があって成り立っているので、
このパッケージを福岡から発信し、全国に地域活性化の事例として
広がってくれれば、という想いもあるようです。


だって、他県の新聞社でもできますからね。


本来は、「公民館」が担わなければいけない
地域のハブの役割を、ただ民間の会社が補完しただけに過ぎない現象だと思ってます。
ですが、今まで出来ていなかったからこそ、
地域の中でリアルコミュニケーションがどんどん失われていたからこそ、
民間としてできることを模索した結果だと思います。


何度も言いますが、
本来は「公民館」が担うべき役割だと思います。
だって集まれる「場」として最適なわけですから。
行政がそれを十分にいかすだけのプロデュースができていなかっただけの話です。


今後は、場となる「公民館」と、コミュニケーションとしての「新聞・チラシ」と、
地域で起きてたリアルコミュニケーション不足が解消される可能性をビンビンに
感じることができた「NEWS cafe」でした。


長尾地区はもう動きはじめました。
次のエリアも続々と手が上がりはじめているそうです。
ファシリテーターをしていた田坂さんと、都市型のテーマ性はテンジン大学みたいな
コミュニティ団体が、地域性の強い住宅街などは地域新聞社が担っていけば、
マスでもできない、グーグルでもできないことが、
ここ日本でムーブメントにできるのではないか、と希望を見出しています。


僕は、この「NEWS cafe」に「隣人祭り」が加われば
地域の中での様々な不都合もかなり改善するのではないかと思っています。


「隣人祭り」というのは、
1999年にパリで80を過ぎたおばあちゃんがアパートで孤独死しているのが見つかり
孤独な人を地域からなるべく少なくしよう!と、
フランスから広まっているお祭りで、
近所の人たちと年に1回、飲食を持ちより、
地域の公園などでお食事会をすること。
これって、ものずごく重要なんですよね。


地域から「赤の他人」が減れば、
住民ストレスは下がり、精神異常者も減るという研究データもあり、
それはもちろん住民のモラルやマナー、犯罪にも関係するのです。

とくに福岡は住民の入れ替わりが激しい街です。
犯罪も多く、住民のモラルマナーも非常に悪い。
飲酒運転なんていまだになくなりません(とくに45歳以上の方が多いそうで・・・)


人と人を丁寧に繋いでいくこと。
ただし、リアルな場で。


この小さな動きが今、
ここ福岡から広がろうとしています。

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