- 2012-03-06 12:47:54
- ファシリテーターという仕事
-
カテゴリ: 日記
こんにちは、最近太陽見てないですね。
福岡という街は、地理的に冬になると大陸方面からの季節風のため
玄海灘で発生する雲がかかりやすく、スカっと晴れることが少ないです。
逆に冬に関東にいくと、日本海側からの雲が新潟で全部雪になったりして、
スカっと晴れてて気持ちよかったりするんですよね。
冬になるとどこか暗い感じがする街はいやですね(笑)
北半球の中で、北に海を持つ港町ってイメージが湧きにくいというか、
港の象徴は「海」と「太陽」なので、どうして南に海を持つところが
栄える印象がありますよね。
ヨーロッパでも、
地中海の港といえば、全部南に海を持つ印象が強いです。
日本においてもそうですが、
福岡だけは常に大陸から人が来ていたので、
地の利をいかして、常に栄えていたようです。
誰かが言ってましたが、風水的にも福岡は栄えるはずのない環境なのに
栄えている不思議な街だとか?
+
今回は、ファシリテーターのお仕事をしてきました。
テンジン大学とは直接関係のないものなんですが、
僕自身、テンジン大学をはじめるにあたって、
一番学んできたのがこのファシリテーションかもしれません。
教育機関や行政などでの講師・講演活動やプレゼンテーションの機会も
かなり増えましたが、テンジン大学の授業が常に「ファシリテーション」の現場です。
授業を企画してワークショップを盛り込めば、
もう自らがファシリテーターです。
3月3日(土)に、福岡県春日市にある
男女共同参画センターあすばるが主催する
「みらいねっとフォーラム2012」というものの第2部が
今回初めてワールドカフェを行う、ということで、
ファシリテーターとしてのお仕事をしてきました。
これも、昨年秋に開催された
男女共同参画センターあすばるのフォーラムで、
副実行委員長をしていたご縁です。
若い男性が「男女共同参画」というのが新鮮というのもあるんでしょう、
僕自身が入って、新しい目線や気づきや提言が生まれてくるというのが
狙いなところもあったんだと思います。
事前に、みらいねっとフォーラムの運営の方々(全員女性)と
打合せをさせていただき、ほとんどの方がワールドカフェ未体験なので
体験も兼ねての打合せをしました。
当初は、ファシリテーターが入る前からテーマが決まっていて
ファシリテーターは司会ではないので、
参加者に投げかけるテーマについて、本当にそれが適当かを熟考し、
判断しなければいけないのですが・・・。
なので、打合せから、
男女共同参画に携わる方々から意見集約と情報収集・共有し
僕の方でテーマを深掘りする「問い」を決めさせていただきました。
問い
「2020年、あらゆる分野で
30%が達成されている社会では、
どのようなことが実現しているでしょうか?」
でした。
ニーマルニーマルサンジュウ、
と呼ばれる2020年に30%達成目標は、
男女共同参画の世界では常識らしいですが(笑)
20・30代の若者はおそらく聞いたことないと思います。
50代以上の女性ばかりの業界といってもいい男女共同参画の世界、
なぜ男性がいないのか、なぜ若者がいないのか、
この世界では大きな課題を抱えてると思っています。
それで、愚痴大会にならないように
理想をたくさん出しあって、ワクワクするような時間にしたい。
と思ってこの問いの設定にしました。
参加者は県内各地から集まった73名。
うち男性は3名。
見た感じ、20代の若者は1名。
短い時間の中でのプログラミングから
ファシリテーターということでワールドカフェを実施しましたが
予想以上に皆さん、しっかりと建設的な異見を言い合って、
模造紙にもたくさん書き込んでいて、
最後の全体の共有でも、全員が発言する時間もないので、
「これはみんなに共有したい!と思ったことを発表してください」
と投げかけ、7名くらい方に発表してもらいましたが、
とても良い発言が多く、最後まで盛り上がっていました。
ファシリテーターという仕事は
簡単に言うと、会議の進行役・会議の目的を達成するためにメンバーに
働きかけをする支援者、というような意味あいですが、
事前の準備や、会場づくり、問いの設定など、細部にこそ気を配ることが
とても重要です。
今後も、
このようなファシリテーターの仕事もしていこうと思っていますし、
テンジン大学スタッフにもファシリテーター技術が勝手に身について
きている人もいれば、興味をもっている人材もいます。
いま、いろんな現場で
ファシリテーターが必要になってきたなぁと思ってます。
よし、今月もがんばっていこう!!
平日お昼間のランチどきにブログ更新でした~
福岡という街は、地理的に冬になると大陸方面からの季節風のため
玄海灘で発生する雲がかかりやすく、スカっと晴れることが少ないです。
逆に冬に関東にいくと、日本海側からの雲が新潟で全部雪になったりして、
スカっと晴れてて気持ちよかったりするんですよね。
冬になるとどこか暗い感じがする街はいやですね(笑)
北半球の中で、北に海を持つ港町ってイメージが湧きにくいというか、
港の象徴は「海」と「太陽」なので、どうして南に海を持つところが
栄える印象がありますよね。
ヨーロッパでも、
地中海の港といえば、全部南に海を持つ印象が強いです。
日本においてもそうですが、
福岡だけは常に大陸から人が来ていたので、
地の利をいかして、常に栄えていたようです。
誰かが言ってましたが、風水的にも福岡は栄えるはずのない環境なのに
栄えている不思議な街だとか?
+
今回は、ファシリテーターのお仕事をしてきました。
テンジン大学とは直接関係のないものなんですが、
僕自身、テンジン大学をはじめるにあたって、
一番学んできたのがこのファシリテーションかもしれません。
教育機関や行政などでの講師・講演活動やプレゼンテーションの機会も
かなり増えましたが、テンジン大学の授業が常に「ファシリテーション」の現場です。
授業を企画してワークショップを盛り込めば、
もう自らがファシリテーターです。
3月3日(土)に、福岡県春日市にある
男女共同参画センターあすばるが主催する
「みらいねっとフォーラム2012」というものの第2部が
今回初めてワールドカフェを行う、ということで、
ファシリテーターとしてのお仕事をしてきました。
これも、昨年秋に開催された
男女共同参画センターあすばるのフォーラムで、
副実行委員長をしていたご縁です。
若い男性が「男女共同参画」というのが新鮮というのもあるんでしょう、
僕自身が入って、新しい目線や気づきや提言が生まれてくるというのが
狙いなところもあったんだと思います。
事前に、みらいねっとフォーラムの運営の方々(全員女性)と
打合せをさせていただき、ほとんどの方がワールドカフェ未体験なので
体験も兼ねての打合せをしました。
当初は、ファシリテーターが入る前からテーマが決まっていて
ファシリテーターは司会ではないので、
参加者に投げかけるテーマについて、本当にそれが適当かを熟考し、
判断しなければいけないのですが・・・。
なので、打合せから、
男女共同参画に携わる方々から意見集約と情報収集・共有し
僕の方でテーマを深掘りする「問い」を決めさせていただきました。
問い
「2020年、あらゆる分野で
30%が達成されている社会では、
どのようなことが実現しているでしょうか?」
でした。
ニーマルニーマルサンジュウ、
と呼ばれる2020年に30%達成目標は、
男女共同参画の世界では常識らしいですが(笑)
20・30代の若者はおそらく聞いたことないと思います。
50代以上の女性ばかりの業界といってもいい男女共同参画の世界、
なぜ男性がいないのか、なぜ若者がいないのか、
この世界では大きな課題を抱えてると思っています。
それで、愚痴大会にならないように
理想をたくさん出しあって、ワクワクするような時間にしたい。
と思ってこの問いの設定にしました。
参加者は県内各地から集まった73名。
うち男性は3名。
見た感じ、20代の若者は1名。
短い時間の中でのプログラミングから
ファシリテーターということでワールドカフェを実施しましたが
予想以上に皆さん、しっかりと建設的な異見を言い合って、
模造紙にもたくさん書き込んでいて、
最後の全体の共有でも、全員が発言する時間もないので、
「これはみんなに共有したい!と思ったことを発表してください」
と投げかけ、7名くらい方に発表してもらいましたが、
とても良い発言が多く、最後まで盛り上がっていました。
ファシリテーターという仕事は
簡単に言うと、会議の進行役・会議の目的を達成するためにメンバーに
働きかけをする支援者、というような意味あいですが、
事前の準備や、会場づくり、問いの設定など、細部にこそ気を配ることが
とても重要です。
今後も、
このようなファシリテーターの仕事もしていこうと思っていますし、
テンジン大学スタッフにもファシリテーター技術が勝手に身について
きている人もいれば、興味をもっている人材もいます。
いま、いろんな現場で
ファシリテーターが必要になってきたなぁと思ってます。
よし、今月もがんばっていこう!!
平日お昼間のランチどきにブログ更新でした~
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