• 2013-11-14 19:45:28
  • 男女共同参画とは?
こんばんは
今年に入って、県内各地から「男女共同参画」で
お声をかけていただいている岩永です。


この「男女共同参画」って、
そもそもなんなんでしょう??


言葉だけを分析すると
男女が共同で参画する、
つまり、男性も女性も一緒に、
政策や事業の計画立案に関わる、
という意味になります。


これは内閣府がやってる
「202030」
いわゆる2020年までに30%を目指す!
女性の議員数比率や管理職比率を!
ということに合致します。


でも、
そもそもなぜ、それをやらなきゃいけないんでしょう??


実は、
いろんな地域に言って、
皆さんに聞いてみても、
「なぜ?」がよくわかってない方も多い。


いや、わかってるんですけど、
それがまだ「権利」の話だったりするんです。


「男性も女性も平等でないと」
という極端な権利の話は稀ですが、
「男性だから」「女性だから」という役割や
性格みたいなものまで、言うのはやめて、
平等な扱いをしなければならない!!


みたいな、
「差別」をなくそう的な人権問題として
捉えている方がとても多く感じます。


これも一理あるんですよね。
男女雇用機会均等法なるものができてまだ40年ほど、
いま60を超えた方々にとっては、
全然男女を区別・差別された社会を生きてきたわけで。


で、
いまだにその感覚で
「男女共同参画!」をうたっている方も多いです。


しかし、残念ながら時代は変わりました。


今の30代以下は、
もちろん親世代や上の世代の悪しき風習が
自然と植えつけられていますが、
感覚としては


●共働き受け入れている
 (てか受け入れないと家計苦しい)

●男が家事・育児、だいたいやれる
 (たまーに全くしない男性いますけど)


という感じです。
昨年、中央区の警固公民館の
男女共同参画のセミナーで
コーディネーターをしましたが、
60代・40代・30代・10代の男性を
パネリストとして立て、コーディネーターの僕の男性。


そして世代ごとに
男女の家庭や職場での、それぞれがもつ感覚を
引き出す内容でしたが、
如実に年代が下がっていくほど、
変化していることがわかります。


むしろ、
今の10代は女性がいろんなことを追い越してます。


で、
このままいくと確実に男女共同参画は
ほったらかしてても進むんです。
家庭においては。


問題は「職場」や「組織」です。


ここの男女共同参画はいっこうに進む気配なく、
まず国の議員や地方の議員の男女比率は
昔からあまり変わっていません。


世界の国から見ても
ジェンダーエンパワーメント指数も
日本はずっと低いまま。


ここの議論がなかなか進みません。
それは、「権利」を主張すると、
男性がイヤがるからです。


そりゃそうですよね、
「権利」というのは白黒ハッキリして、
境界線をどこに引くか決めることですから。


でもそうなると、
「なぜ男女共同参画が必要なの?」がぶれます。


実はもっと大きな視野で
この男女共同参画を捉えないといけないのです。
というか、世界はすでにそうなっています。


「男性だけ」の組織では、
統計上はうまくいかないのです。
とくに変化の激しい時代は。


今年6月に出した週刊朝日の記事に、
女性役員がいると“勝ち組”企業になれる?
がありましたが、
さほど話題になりませんでしたね。


ここに日本の大きな問題が隠れています。


世界の国でいけば、
ジェンダーエンパワーメント指数が高いほど、
1時間あたりのGDPが高い、
いわゆる生産性が高い、
というデータがあります。


そこで、
これが日本人にも当てはまるかどうか、
都道府県別に調べてみました。


都道府県別のジェンダーエンパワーメント指数(GEM)と
都道府県別の1人当たりの生産性、
そして1人当たりの所得、の相関関数を出しました。


念のため、
・出生率
・ボランティア活動率
・幸福度
も相関を出してみました。


ものの見事に、
・生産性
・所得
については極めて高い正の相関が出ました。


念のための3つの数字は、
逆に相関がほとんど出ませんでした。


この数字から読み取ると、
男女共同参画には2つの次元が1つになっています。


ジェンダーエンパワーメント指数を高めると
経済性がとても向上するということ。

そして、
実はもう1つ、家庭内での男女共同参画や
地域での男女共同参画を進めると、
「何かが変わる」ということです。


この2つを一緒に議論しちゃいけません。
だって、伴う結果が違うんですもの。


いろんな地域を回って話をしたり
ワールドカフェをすると、
いろんなお言葉や感想いただきますし、
自分でいろんなこと調べてみますが、
そう思いました。


そして、この2つの異なる次元でも、
唯一言えることは、


「ダイバーシティ」ということです。
いわゆる多様性。


この多様性の先にあるものは何か??


ここが男女共同参画の本当のゴールだと、
個人的に思っています。


こう書くと、
たまに「男女共同参画」は違う!
とおしかりを受けそうです。


言葉はある程度の意味を制限しますからね、
「男女」の問題だけでみるとそうなります。


ですが、
「男女共同参画」は目的じゃないです、
手段だと思っています。


よく言いますよね、
手段が目的化しちゃうって。


手段が目的化したとき、
そこには不毛の・・・


もうやめましょう!!


この、国がつくった男女共同参画という言葉を巡って、
いろんなところで「そもそも」の議論が
なかなか絶えないのは、
国がそこを明確に示さなかったから?
(もしかしたら示したのかも・・・)


ただ言えることは、
時代は確実に変わってきています。


女性を積極登用する企業もどんどん出てきています。
だって、女性の方が優秀ですから。


今では新卒学生の就職数も、
確か女子学生の方が上回ったと今年の春にニュースになりましたよね。


これから世の中は
どんどん女性が支配する部分が増えていきます。


いつの日か、
男性が権利を主張するような時代が
やってくるのかもしれません。


そのときは、英単語も変わりますね。

His+Story = History(歴史)

から

Her+Storyに・・・。


言葉って難しい!!


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