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福岡テンジン大学 学長blog ::新しい教育のカタチ
  • 2010-08-17 15:46:12
  • 新しい教育のカタチ
あなたは、天神と博多とどちらが好きですか?


来年春、博多駅が新しく生まれ変わり、
新幹線が開通します。


このため、今、福岡の街は
いたるところで集客をどうするか、
この、九州各地からの集客チャンスをどういかすか、
で頭いっぱいになってますよね。


もちろん、新幹線沿線の地域も、
ショッピング客をとられまいと必死なはずです。
広告からPR、販促イベントまであらゆる戦いが予想されます。


ここ福岡ではもっぱら
「天神 vs 博多」


目的や価値基準は人によってバラバラですけど、
僕はカフェや公園があり、面の広がりのある天神が好きです。
というか、自宅が早良区なので、天神になっちゃいます。

逆に県外の人はどうなんでしょうね??




さてさて、
タイトルの「新しい教育のカタチ」ですが
ちょっと前にWEBメディアで気になる記事がありました。


中国で、18年間、無償で、
山間部など教育が行き届いていない地域の子どもたちに
先生として足を運ぶ。


という内容。
たった一人で、ひたすら教育をしているという。


本来、教育とはこうあって良いのではないのかな?
と思いました。




資本主義で、何でもお金で解決できてしまう世の中で、
「お金を持っている人は、よりよい教育を受けられる」
という世の中になってしまっていますよね。


ある意味、格差の固定化というか
お金持ちの人たちが、自分たちの子どもも同じように
お金持ちになれるような仕組み、
と言われていたりもします。

最近やたらと多い「学び」のブームが来てて
有料の勉強会は本当に増えましたが、
よほど「学びたい」という意欲がないとお金出してまでいきませんよね。
とくに地方に行けばいくほど。


教育とは、もっと自由でもっと広がりがあっていいと思います。


日本では昔
知っている人が知らない人に、
年上が年下に無償で教育を施す仕組みがあった地域も存在します。


自分自身でなんとなく思い出せるのは
近所の子ども達同士で集まり、
その中で年配の子が、下の子たちの面倒を見る。

遊び方を教えたり、
一緒にスポーツしたり、
ときには学校の宿題を教えたり。


そして、日本には部活というものもあります。
僕は中学校がサッカー部でしたが、
先生の指導も厳しく、先輩たちからも厳しく指導されていました。
(2度も坊主頭になったのは良い思い出です)


その先生(今でも福岡市内で数学を教えてる男前な先生です)の
教育方針でもあったと思いますが、
日本では家族や教育機関だけでなく、
それ以外でも、個人が想いをもって教育をしたり
子どもたちに自然と「社会性」を育てる仕組みがありました。



今では
地域のコミュニティも
職場でのコミュニティも壊れています。



若者もお父さん世代も団塊世代も、
世代ごとに切り離されてしまい、
同じ価値観、同じ世代たちだけのコミュニティばかりになっています。


これじゃあ
受け継がれるものも受け継がれませんし、
同じような人たちばかりで集まると
少ない言語でコミュニケーションできますし、
同じような人たちのままのコミュニティだと・・・




水も留まれば腐りますし、
異文化・異環境のものを取り入れなければ滅びます。




ダーウィンの進化論じゃないですけど、
やっぱり雑種が強いんです。
やっぱり時代に順応していける個人・組織が
これからの激変の世の中を生き抜いていけると思います。


その「異」なものを受け入れる土壌と
「異」なものを上手に伝えることも
これからの世の中には必要なことかもしれません。


福岡テンジン大学は、原則入学費も授業料も無料です。
(材料費なんかはちゃんともらいますが・・・)


僕自身が大好きなこの街は
本来、大陸からいろんな「異」のものを
受け入れてきた文化がまだまだ息づいている街だと思います。


だからこそ、
たくさんの人が、自分とは異なる「価値観」に気づき
新たな自分を発見できる、新しい教育のカタチをつくっていきたいと思います。




あとはリアルなコミュニケーションが
どんどん生まれる街にしたいですね。
人間のコミュニケーションは、やっぱり五感を使わないと!!



本日、天神経済新聞に取り上げてもらいました☆
→ 天神経済新聞


以前、自分が記者をしていたので不思議な感覚ですね。

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