• 2014-01-30 01:10:50
  • 菜園作りの野良荒らしは社会をどうするのか?
日本のことわざにこのようなものがあります。


「菜園作りの野良荒らし」


野菜づくりに一生懸命になり他の畑仕事には手がまわらず、穀物を栽培する耕地を荒れ放題にしてしまう。細かいことに労力を使いすぎ、全体に注意が行き届かないこと。
という意味だそう。


似たようなことわざに


「You cannot see the wood for the trees.」


英語のことわざで、「木を見て森を見ず」と訳されます。
意味も同じようなもので、
物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。



+



最近、ニュースでよく見かけるのが


●ドラマ「明日、ママがいない」
これは児童養護施設を舞台にしたドラマで、
内容が「児童養護施設で生活する敏感な子どもたちに
与える影響が大きいと予想される」と問題視し、
放送中止を申請したのがキッカケで、話題が広がり、
今ではCMスポンサーが全部降りてしまう、という事態に。
→ドラマは現在続いています

●コンビニの「フォアグラ弁当」
これは「ハンバーグにフォアグラを添えた弁当」を
とあるコンビニが販売予定だったところ、
フォアグラをつくる過程で「残酷な飼育方法だから」
という消費者の抗議により販売中止に。
→販売中止

●缶チューハイの広告に「カエルキャラ」
これは飲料メーカーでアルコール飲料である
缶チューハイの広告・CMにカエルのキャラを使用したところ
アルコール問題を扱う団体から「キャラクターを使った表現方法が
未成年者の関心を誘い、飲酒を誘発しかねない」という抗議により
CMを中止に。
→商品は販売されているようです


ここ福岡市でもありました。


●仮想行政区「カワイイ区」
これは初代区長が元AKB48になってしまった
篠田麻里子を起用していたところ、
「女子はカワイイが望ましいとのメッセージを
税金を使って発信することは許されない」
という男女共同参画の観点の抗議が4件あり、
区長退任ということになりました。
→カワイイ区は続いていて、2代目区長います


そして、次にここ福岡市でも
やり玉にあがりそうなのが・・・


●オープントップバスで「バレンタイン企画」
これは今年の2月14日のバレンタインデーで、
オープントップバスにタンクトップで乗車した男性に、
「男の根性を見せた」という証としてペア宿泊券をプレゼント、
という企画モノ。
まだ抗議は上がってない?かもしれませんが、
すでにSNSなどで「税金使って購入したバスでなんたることを」
と言ってる人たちがいました。



+


日本だけでなく、海外にも
「一部だけを切り取ってみて判断すると、
 全体をみての客観性を失い、結果として・・・」
みたいなことわざがあるくらいです。


これってきっと、人類が持つ真理なのだとすれば、
上にあげたモノゴトって、「どっちが正しい」という
判断をすることって、できないんじゃないかな、
と思ったりするわけです。


制作側・企画側、
抗議側の目線というか、その体験をしていないので、
「すべての情報を知っているわけでない」のですが、
どちらか一方が間違っているのであれば、
それはそのもう一方も間違っていることになる、
なんかそんな気がします。


ドラマも、まだ最終回を迎えたわけではありませんが、
このドラマを通じて脚本家もテレビ局も、
その社会問題に焦点を当て、もっと身近に感じてもらうことで
少しでも多くの子どもたちに~とか

フォアグラも、ヨーロッパではその残酷な飼育方法から
禁止の動きも出ていますが、ここ日本の結婚式などの
目出度い披露宴では平気で出てきます。
(昨年の出席した披露宴では毎回出てきて、うん、美味しかった)
コンビニに抗議するなら、日本の目出度い席で出してくる
ホテルや結婚式場にも同様のことをしないとおかしくなります。
(ホリエモンもこのネタに食いついてるみたいですね)

カエルキャラも、今は公開されていませんが
広告見てもCM動画見ても、未成年が勘違いするか?
むしろ勘違いさせる教育してる方が・・・
なんて正直思ってしまうような内容で、
(多くの方がネット上でそう書いてます)

カワイイ区も、実は隣の県の
くまモンと戦略は一緒で、
目的は「福岡ブランド」を外へ発信するための経済効果を狙ったもの。
AKBは今ではアジアにおいて日本を代表するコンテンツ産業の一角。
あれだけ日本中を「韓流」に染めた当時でも、
コンテンツの輸出入の対日収支は、韓国は赤字で、
日本の対韓収支は黒字だったんですから、
戦略的には福岡市がやろうとしていることは、
的を得ていたわけです。



+


そもそも、このような議論をもたらした背景には
情報があふれてしまい、人々の価値観が多様化し、
知識も豊富になってしまったことから生まれた副産物、
ということがいえると思います。


なぜなら、
まだテレビすら一般家庭にない時代の
「広告」って見たことありますか??


もうムチャクチャですよ。
本当に効果効能があるのかもわからない、
いや、絶対ないだろうって今ならわかるような薬品に、
「効く」とか平気で書いてあるんです。


「ウソはいけない」
というのは、人間として、社会に生きるものとして、
確かにいけない行為だと思います。


しかし、情報があふれすぎたがゆえに、
今の世の中はどうも「白か黒か」をハッキリさせないと
気が済まない人が増えてしまったのかもしれません。


もともと人間は身体の構造上、
肉食であり、脳の大きさとしても、
「群れ」の許容人数は150人が限度だそうです。

それを文明が発達し、定住し、
何万人、何億人というひとつの街・国家の中で暮らしていたら、
その価値観はそりゃ千差万別。


いわゆるグレーゾーンがないと生きていけません。


今回、抗議をした人たちも
それが悪いと言ってるわけではないですが、
必ず別の場面でグレーゾーンを持っていたりします。

かと言って抗議を受けた側が悪くない、
と言ってるわけでもなく、
こちらもそのグレーゾーンを上手に表現しようとしたに
過ぎないだけだと思っています。



+


最後に、オープントップバスが
いまだに税金の無駄遣いだ!とか叩かれていますが、
じゃあオープントップバス以外の手法で、
この福岡にそれ以上の経済効果を生む手法を
実現させてください、と言わざるをえません。


実際にはどこにも経済効果って出てませんが
(算出方法もわかりませんが)
オープントップバスのコース選定も
しっかりと「観光×経済効果」があるように組み立てられて
いるものと思います。


乗車率平均56%だそうですが、
それ以外の経済効果、
例えば夜のコースに乗車した人は、
たいがいバスを降りたあと「ご飯を食べにいく」でしょう。
県外からの観光客であれば、そのまま福岡で宿泊でしょう。


80%とか20%とかでざっくりと計算しても、
1年間で約8000万円は福岡にお金が落ちることになります。
(岩永調べ)


福岡まで来る、何か買う、などの
2次的な経済までを経済波及効果、とどうやら言うみたいですが、
おそらく億は超えるでしょう。


バスという、最低10年は続けられそうな事業で、
1年で1億でも10億円は経済が生まれ、
さらにパブ効果を考え、3次4次的な効果まで見れば、
十分税金で払った分はペイされることが見えます。


今回の2月14日のタンクトップで・・・
はそこだけを切り取ったら、確かに
「なんてバカげたことをやるんだ!けしからん!」
かもしれません。


でも、
1つのことをやって、多くの目的を達成させる、
なんてことが個人でも難しいからこそ、
多くのことをやって、1つの目的を達成するのです。


だから、この企画も
その一部である、と我々市民は読み取らなければいけません。
きっと。


10年後に初めて、「成功だった、失敗だった」
と判断すればいいと思うのです、僕は。


「そんな長いこと待ってたら、なんでもアリになるだろうが!」


その通りです。
だから常に1年1年、チェックは必要でしょう。
でも10年後、もし失敗だったとなったら、
「責任をとれ」と批判するのではなく、
「じゃあこれからどんな方法でマイナスも含め、
 プラスにしていくか、もっとアイデアも出して、
 民も官も協力して」
こんなカタチを作っていくのが、
変化を生み続け、時代に適応していくのではないでしょうか。


だって動物も人も街も、
生き物ですから。


「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。
 そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。
 それは、変化に対応できる生き物だ」


だからこそ、
全体を見る目を、養っていくことが
個人としてできる最大の社会貢献の一歩なのかもしれませんね。


こんにちは、よくフラれる岩永です。
今日のテンジン大学の授業でも途中で雨・・・。
最近、雨や雪によく降られます。


今回のテーマは「場をつくる」です。


イベントやセミナー、
会社での会議や、パーティー。
主催者がいて、何か目的がある中で人と人が集まり、
何かを生み出したり、提供したりするところを
「場」とします。


この人と人が集まる「場」ですが、
ここ近年、会議の手法などが体系化されたり、
ファシリテーションという言葉が出てきて、
「場」を上手につくっていくことが
「仕事」になるような時代になりました。


きっと10年前まではほとんど認識されてなかった、
ファシリテーターとしての仕事もほとんどなかったようで、
「場をつくる」ということの重要性がここ近年、
認識されてきたように思います。


この「場をつくる」という
ノウハウやスキルを持った人材は実はまだまだいません。
ここ福岡でも、それを仕事として活躍している人も、
ごくわずかです。


だから僕みたいな新米にも
仕事や相談が常にあったりするのですが、
この「場づくり」をテンジン大学ではひたすらやってきました。
過去に175回の授業を開催。


NCM_0160.JPG


そして毎授業ごとに必ず行っているのが「反省会」。
その「場」の設定から、告知の仕方、言葉の使い方、
そして先生と司会進行の関係性、どんな進め方、環境の作り方、
そんなことを毎回必ず反省会をし、意見を言い合ってきました。


すると何が起こるか?


テンジン大学では、授業を企画したことがあり、
かつその回数が多い人ほど、
この「場づくり」のレベルが上がっていきます。


よく多くの先生が
「テンジン大学で先生をして、逆にこちらがたくさん学びました」
と言われることがありますが、この「場づくり」に長けた
授業コーディネーターと呼ばれる人材がいるからですね。
かつ、そのコーディネーターは普段は仕事をしていて、
この毎月第4土曜に、テンジン大学スタッフとして活動しています。


現に、
テンジン大学で培った「場づくり」のスキル・ノウハウで
コーディネーター経験者がファシリテーターとして、
仕事を受けた事例が出てきています。


では、このような「場づくり」は、
どのような経験や知識が必要なんでしょうか?
そんな経験や知識が得たい、ということで
テンジン大学のスタッフに入った人もいます。
どんな経験や知識なのか、については詳しく書きませんが(笑)


それより、なぜ、
「場づくり」ができる人材が求められ、
かつそれが仕事にまでなるようになったのか?
こっちの方が興味ありませんか?


だって、今までも
・会議
・パーティー
・イベント
・セミナーや講座
なんてごまんとありましたし。


おそらくこれは、
世の中に流通している情報量に原因があるのではないか、
と僕は考えています。


情報量は10年前より630倍とか言われるくらい、
指数関数的に増加している時代です。
そうなると、興味のある情報だけを選択して
生きていくことができるようになり、
趣味趣向が細分化され、人の価値観も性格も言葉づかいですら
「多様性」が生まれているからだと思います。


ここまで多様化してしまうと、
違う価値観や言葉づかいの人たちが、
お互いを理解したり受け入れ合った中で、
交流し、言葉を交わしいくと、そこに突然変異的な、
アイデアや思考や価値観が出てくる。
ここに新たな「価値」を見出しているのが
今の時代ではないでしょうか。



+



1月18日(土)に、北九州の小倉にある、
「まなびとESDステーション」で
西日本新聞社主催のイベントがありました。
そこに参加したのは、一番下の年齢は2歳。
一番上の年齢は82歳。
中学生以下が27名、
年齢幅広いですが大人たちが28名いました。


どんなイベントかというと・・・
「50年後の北九州の未来地図を描こう」という、
とても壮大なイベントでした。


「なんで50年後?」


2013年、北九州市が
門司・小倉・戸畑・八幡・若松という
5つの都市が合併し「北九州市になって50周年」
だったので、その記念のイベントです。
そしてその未来地図を、
50年後はおそらくお亡くなりになっている
大人たちと、まだ現役か引退したぐらいで
これからを担う子どもたちと
「交流しながら地図を描いていく」という企画だったのです。


さらにその出来上がった地図を、
西日本新聞の全エリア版(九州全県)に、
見開きでドーンと載せる!というもの。


おぉ!とてもすごい世代間交流もある企画だ!!


ここまでは良かったです。
でもよく考えてください、
下は2歳、小学生もいてメインは中学生、
大人は30代から80代まで幅広くいます。


時間は3時間30分。
この知識も経験も見てきた歴史も大きく差のある人たちと、
どのような「進め方」をしたら地図が出来上がるのか??


「50年後を思い浮かべて書いてください」


そんなことをしても交流にもならず、
想像もできず、地図になるような絵も出てこないです。


そこで今回、西日本新聞社から相談をいただき、
企画・進行・運営を受けることになりました。
打ち合わせを重ね、1つ1つ、参加者の心理を突き詰めながら、
「場の設定」を考え、組み立てていく。
そんな事前準備のもと、作っていきます。


ここでもうひとつ条件が・・・


「5市合併による北九州市なので、5つのエリアごとに分けて
 意見を出し合い、地図づくりができないか?」


正直に言うと
ここまで複雑な設定で年齢の幅が広い、
5つのグループで人数の差もあるという
「場をつくる」のが難しいのは初めてでした。


ここで、大学生たちに声をかけ、
当日のファシリテーター&サポート役を募り、
合計11名が集まりました。


僕と、学生11名とで、この難しい場を取り仕切り、
「場をつくる」ということに挑みました。


そして、さすがに地図を55人で作ったものが
そのまま新聞に載るにはクオリティが・・・なので、
イラストレーターに「未来地図」は描いてもらうとして、
「その材料となる絵や言葉を、この場でたくさん出し合う」
ということをゴールとして設定し、企画しました。


さて、その結果は・・・


2014年2月9日(日)の西日本新聞に、
見開きでドーン!と載りますのでご確認いただけます。


全体のファシリテーターを僕が、
各エリアのファシリテーターを大学生が。
大学生11名は、各エリアで大人役・子ども役に別れ、
対話をリードしていきます。


参加者の頭の中の流れを想像し、
1分1分を事前に設計し、
そこで取るコミュニケーションをデザインする。
そうすることによって、大人と子どもがそれぞれで考えた
「50年後の北九州」の姿が現れ、
さらにそれを大人と子どもが話し合う。


各エリアごとに子どもから「区長」を立ててもらい
その区長の判断のもと、「これは50年後も必要だ!」
そんな判断をしてもらいました。


そして全員で出てきたアイデア・言葉を
「絵にしていく」ということをやり、
最後にその絵を、1枚の地図にペタペタ貼っていきました。
それがこの写真です。



NCM_0148.JPG


これをイラストレーターさんに渡し、
イラスト地図にしてもらいます。
紙面にスペースの限界があるので、
これらすべてが反映はできませんが、
参加者皆さんにその了承もいただき、
「この場」を終えました。


ラフイラスト案が上がってきましたが、
「あれがこんなふうになるのか~」とワクワクしました★
2月9日が楽しみですね。


+


この「場をつくる」ということ。
もし、興味があり、勉強したいと思うのであれば、
ひたすらいろんな「場」に足を運び、体感し、
その「場」を設計した主催者やファシリテーターが
これまでどのような思考をして準備をしてきたのか、
裏側を覗くつもりで参加するだけでもかなり学べます。
でも一番は、自分でやってみること。
そしてやったことを毎回振り返り、次に備え、
トライ&エラーを繰り返すこと、しかありません。


テンジン大学は
そんな「場」を無料で提供していきたいと思います!
それが、この福岡の交流人口を増やし、
本当の意味での交流が生まれ、
突然変異的なイノベーションが起きたり、
人材が育ったりしていくからです。
そんなプロジェクト、ご参加、
そして2014年度のサポーターも募集始めましたので、
どうぞよろしくお願いします★


→ サポーターになって
  「福岡を世界でいちばん魅力的な街にする」
  を広げるムーブメントに参加しませんか?



最後は宣伝になっちゃいました(笑)
どうぞよろしくお願いします★

  • 2014-01-13 03:49:57
  • 2014年は「働き方」がテーマ
明けましておめでとうございます。
2014年の始まりは寝ていました!
そして正月から風邪をひき、
またこの連休も風邪を思いっきり引いて
今は喉をやられています。
岩永です。


今年は体調管理が最初にできていなかったので、
戒めとして、今後はビシっと健康な1年になるでしょう★


そんな2014年のテーマはずばり、
「働き方」です。


テンジン大学でもこのテーマを僕自身は取り上げていきたいと思います。
なんでこのテーマかって??


「複業」という言葉をご存じでしょうか。
今までは「ふくぎょう」と言えば「副業」と書きました。
今でも大半の「ふくぎょう」している人はこの「副業」だと思います。


それがここ近年、「複」に替わりつつあります。
これはどういうことかと言うと、
複数の企業や職場から、仕事を請け負い報酬をもらう、
それを「副業」的なアルバイトではなく、
プロとして請負、それなりの報酬をもらう、
という働き方です。


なぜこのような働き方が生まれたのか?
いや、このような働き方は昔からありました。
個人事業主で、知識産業、いわゆる
身体ひとつ預けて時間単位で給料が発生する肉体を動かす仕事ではなく、
事業やプロジェクト単位で、知恵やネットワークや
管理的な仕事を請け負い、事業やプロジェクトを進行させるような
人たちです。


でも最近、このような仕事が
昔に比べて格段に増えていると思われます。


企業側は正社員を雇うとなかなかクビにできず、
かと言って新しい仕事は日々生まれています。
その割に、社内での人材育成まで投資できず、
新たな事業やプロジェクトを、すべて社内の人材だけで
動かそうとしても、進行できない状況がどうしても発生します。
そうなると外の誰か(会社か人)にお願いすることになります。


そこにITインフラが整い、
これだけ情報が溢れ、高度化してくると
全ての分野に精通した人材はいない反面、
ひとつの分野に特化した人材が現れます。


さらにそのような人材が会社外での実績ができると、
そこから一気にネットワークが広がり、
新たな活躍の場も生まれ、相談が増えます。
こうやっていち個人にノウハウとネットワークが集約され、
人の集合体である「企業組織」には集約されないのが
今の世の中な気がしています。


+



僕はよくこう聞かれます。
「どうやって食べていってるんですか?」と。


顔というか、看板としては
「福岡テンジン大学」の看板が一番知名度があるので、
その仕事しかしていない、という印象を持たれます。


その「一つの仕事しかしていない」という発想は
当たり前だよなと思っていつも答えていますが、
大学卒業後の仕事を見ていくと、業界的には「広告業界」を
ずっとやってきて、いまだにその仕事もしています。


広告代理店に勤めたことは一度もないですが、
媒体社へ広告を出すための制作物をつくる仕事は
いろいろと経験させてもらいました。


映像(番組・CM)
パンフレットやチラシ
雑誌や新聞の原稿
ホームページやインターネット広告
販売促進のイベントや
キャンペーンなどのサンプリング
そしてその現場


今思えば、かなり恵まれた10年間だったと思っています。
自ら望んで転職も早々にしたりしたんですが、
今思えばですね・・・(当時は必死でしたけど)


何かのプロ?
と言われると、何かに特化しているわけではないんですが、
Aという企業が、Bという商品を売りたい、売上伸ばしたい
って相談があると、「じゃあ、ロゴ作って、パンフレット作って
チラシとホームページ作って、広告出しましょう!
全体でこんなコミュニケーションの設計でいくらになります」
なんて提案できるのは広告代理店ぐらいなもんですが、
(そんな提案ができる代理店も営業マンも実はごく限られた人たちですが)
それを提案できるだけの全体のコミュニケーション設計ができます。


だからテンジン大学は自分が持ってるすべてのノウハウをつぎ込み
コミュニケーション設計しました。
いままで一円も広告費使わず(制作物はつくってます)
口コミで広がる仕組みができています。
学生登録者数はこの1月で4100人を突破、
全国の姉妹校でも2番目の多さになりました。
(開校のタイミングは7番目)


そうすると、
個人でも相談もらえれば、それをどう解決するか提案すると
仕事が生まれるんですね。


この就職してからの一連の仕事「広告業」以外に、
実は、大学卒業前より参加していたグリーンバードで、
他にもノウハウを蓄積できたものがいくつかありました。


当時はボランティア活動が仕事になる(正確には仕事を生む)
なんて思ってもみませんでしたが、
「石の上にも3年」ってあれは真理ですね。


ゴミ拾い活動だけをしていたら、それは仕事を生むかどうか
僕にもわかりません。


しかし、ゴミ拾い活動に集まってくる人、
そしてその活動自体をブランディングし、
情報発信し、他にどんなことができるかを考える。
さらに、集まってくる人たちをどうマネジメントし、
良好な人間関係を育んでいくかのリーダーシップをとる。


そんな時間を過ごすことができました。
さらには、福岡打ち水大作戦というのが始まり、
ここの理事&事務局になることになり、
お金がない中で、国交省・県・市・その他企業や人や・・・
を交渉して動かしていく。


かつ、イベント当日は
みんな身ひとつで参加できるように段取りを組み
市長を呼んだり、マスコミ対応したり、
このような計画を立て、物事を推進し、
人・物・金・情報のすべてを動かす経験をさせてもらえました。


それ以外にも
グリーンバードで小学校・中学校に教えにいく機会が毎年あり、
4年前からは九州大学でも講義する機会を得ました。


こうやってみていくと、
とても環境と機会に恵まれてるのですが、
「広告業」と「教育業」と
きっと15年前まではほとんど存在しなかった
「地域づくり」「まちづくり」的なアイデアやネットワークで
地域・街の課題を解決していくような経験を
させていただきました。


これらの経験を、
自分が持つネットワークや知識と組み合わせていくと、
「プロデュース」をすることができます。


さらに「体系化」して話をするだけで、
・リーダーシップ
・コミュニケーション
・地域活動
・まちづくり
・環境
・人材育成
・企画
など、自己の経験をもとにした話を
講演して欲しい、という相談もよくもらうようになりました。


何かに困ったとき、
「どうすればそれが解決するか」と
「誰に何をお願いすれば解決に近づけるか」が
すぐにわかるようになったこと。


この社会人になっての10年で、
本業の仕事以外のボランティアだった活動で得たものが
2倍にも3倍にもなって、今に跳ね返ってきていることを
本当に実感しています。






世の中の大学生を見ていると、
「卒業したら、どこかの会社に入社して、定年までその会社で~」
というイメージを持つのは、当たり前になっています。


でもそれが先入観であることに、
社会人生活を送り始めて、
ポツポツと気づいていく人が最近では多いと思います。


しかし、前に書いたように
人口減の社会では企業はイケイケドンドンでもなく、
人材育成に時間もお金もかけられず、
情報化・IT化の波は個人の仕事の質も大幅に替え、
人生や仕事の選択肢も同じように膨大に増やしました。


その環境になって
個人としてやりたいことだけを仕事にする、
なんて若者も増えているようです。
(それで食っていけるならいいとは思いますが)


そこで出てきたのが
いくつかの仕事を同じようなレベルで請け負う「複業」、
という働き方。


いつのまにか自分はこうなっていました。
本業があり、副業でアルバイトをする、
というのとはやっぱり時給も自分の時間も
得られるものも全然違うので、
やっぱり僕は「副」という字ではない、
と確信持って言えます。


ただ、
世の中のすべての人がそのような働き方をした方がいいかというと
無理ですし、そうも思っていません。
従来通りの働き方の方が多数派ですし、
世の中はそんな人や会社が回していってますし。


1つ、懸念があるとすれば、
僕みたいな「複業」という働き方をしている人は、
まだまだ国の制度が追いついてないなぁと実感していて、
ということは、金融機関など含め
一般的には信用がないことになるので、
借金がしにくかったり、確定申告がややこしかったりします。


2013年の4月より、
文科省の事業で4年間の
「大学間連携共同教育推進事業」ということで
大学の教員という肩書でも仕事をしていますが、
これは所属が北九州市立大学になり、
制度上は「給料」です。


さらに公立大学なので、
公務員です。


普通、公務員って副業すらNGなのに、
よく自分みたいな他の仕事もしているのに・・・
とちょっと不思議でしたが、きっと、
純粋に北九大に就職、だったら無理だったと思います(笑)


そのかわり給料なので、規定もあり
週休●日、とか決まっていて、
上手にその範囲内で仕事を回さざるを得ないので、
ちょっと最初はとまどいましたが、
これぞ複業だなって最近感じます。


+


年始早々の記事は、たまりにたまった
頭の中のことを一気に書いてしまって長くなりました。
反省。


続きはまた次回にでも。。。
おやすみなさい。



  • 2013-12-13 22:32:24
  • 福岡市と福岡城と黒田官兵衛4
こんばんは!
いよいよ今週日曜の大河ドラマ、
八重の桜が最終回で、次の軍師官兵衛に
バトンタッチですね!

くぅ~~~
楽しみな岩永です。


今日は主に
「福岡城」について書きます。



201311270003_000.jpg


先日、こんなニュースが!!

「福岡城跡整備67億円 2028年度まで、市が概算」
⇒ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/54767
(西日本新聞WEBサイト)


この計画を出している
「福岡市整備基本計画検討委員会」には
福岡城・鴻臚館の将来を市民と考える実行委員会の岡部さんも
入っています。


この岡部さん、
福岡の歴史を語らせたら、そりゃもう・・・


止まりません。
しかもお上手!


何度かお会いしたことありますが、
とても優しそうな顔をしていて、
それでいて表情はあまり変えず語ります。


しかし、
語りだしたら(笑)


福岡市内の各公民館では
来年の大河ドラマに向けて、
黒田官兵衛関連の講座が盛んですが、
その講師の筆頭であるのがこの岡部さん。


福岡都心部の歴史を語らせたら
右に出るものはいない、と思われます。


(まだテンジン大学では先生ではありませんがw)


その岡部さんが所属している上記の会で
以前、勉強会に参加し、少しばかりお話させていただき、
かつファシリテーターをしたのですが、
そのときに出てきた話題が


「福岡城のことを知らない市民にどう認知向上を・・・」


でした。
で、思ったのが、
答えは簡単。


大濠公園と
舞鶴公園をがっちゃんこにして


「福岡城公園」にすればいい


です。
認知は一気に上がります。
史跡地としての公園という認知になります。


名前は、
そのコンテンツ(福岡の街の)を
伝え、イメージさせ、広めるのに
最も重要な要素になります。


だって・・・


福岡城公園になったら


●地下鉄の駅名が変わる

●バス停の名前が変わる

●市民の「ねぇ、福岡城公園に走りにいこうよ」と口にする

●あらゆる市発行の情報の大濠公園が福岡城公園になる


簡単です。
下手に「舞鶴公園」「福岡城」で
宣伝広告をうつ予算を使うより簡単で安上がりです。


福岡には
そんなふうに名前をちょっと変えただけで、
認知が変わり、赤字を黒字にした事例があります。
(正確には名前だけではないけど)


「福岡サンパレス」


ここが赤字だったのを、
見事黒字にしたのは、
あの、明太子の老舗「ふくや」の川原さんが
サンパレスの社長に就任し、
最初にやったこと。


新たに投資をせずに、
サンパレスがホテルもあり、ホールもあることを
どう認知させるか?


名前に


「福岡サンパレス ホテル&ホール」と付け足した!


川原さんは
これを最初に会議で打ち出したとき、
周りの方は「ポカーン」だったそうです。


名前というのは
実はものすごく重要です。


・覚えやすいか
・愛着が持てるか
・プライドを持てるか


などなど。
その名前と、そのモノがもつ「コンテンツ」の魅力が
掛け算となって、人々はそのものを印象付け、
記憶していきます。


コンテンツ × コンテクスト(提供方法)


というやつですね。
今の世の中、情報が溢れすぎているため、
電波媒体は接触時間がどんどん現象し、
紙媒体は激減し、ネット媒体や携帯媒体に
その接触時間を奪われている。


そこで、
「いかに興味を惹きつけ、その先を見てもらうか?」
が重要になってきています。


大事になってくるのが


「タイトル」


つまり名前です。
これから、人口減少・産業の空洞化など
地方が抱える問題はどんどん大きくなりますが、
その中でもこの名前がある程度、
その地方のとある地域の将来を左右しています。


海士町
直島
小布施町
小豆島


などは
コンテンツを最大化し、その名前で売り出し成功しています。
一方・・・


西東京市
南九州市


どこ?


これは、
地域ブランドのコンテクストデザイン
というのをうたっている多摩大学の客員教授
原田先生が言っていたものです。


広告・広報をプランニングするとき、
この「コンテンツ」の魅力を最大化することが
大事ですが、名前がもうまずかったら、
なかなか成果が上がりません。


つまり、
掛け算。


コンテンツ × コンテクスト


福岡も、
福岡や天神という名前より


「博多」という地名と、
そのコンテンツである


ラーメン
もつ鍋
水炊き
山笠
どんたく


で今までブランディングが勝手にされてきました。
それは日本国内の話。


これからは
外へも目を向け、
ブランディングしていかなければ!


とくに、日本の城は
海外からの人を呼び込むコンテンツとしては
とっても魅力があるわけです。


「福岡城公園」
ぜひ実現すれば、いろいろ市民の意識も変わっていくでしょう。


とこんな話を
ざくっと上記の会でしたんですが、
初代JR九州の社長で、
福岡城・鴻臚館の将来を市民と考える実行委員会の
会長の石井さんも賛同してくださり
(きっと以前よりこんな議論があったと思いますが)
いろんなところで石井さんが、


「岩永さんが福岡城公園に!と言っていて」


と話してくださっているようで。
石井さんも、経済界に力が働ける方なので
ちょっと期待★


と思ったら、
さっそく西鉄バスさんがやってくれてました!!!


中央区某所のバス停名が


「平和台・鴻臚館前」だったのが


今年11月2日!!


「福岡城・鴻臚館前」に!!


これは衝撃的なニュースです。
なぜこのタイミングか!?


今まで誰も言って来なかったからなのか??


石井さんが働きかけた??


誰がどのようなカタチで・・・


それは謎です。


いつか誰かに聞いてまわりたいと思います。


石井さんに聞けばいいのか(笑)

久々に風邪をひいたようです。
昼からどうも頭がぼーっとしていたようです。
こんばんは、岩永です。


僕はもともと(今もだけど)
広告の仕事をしていて、
なぜか網羅的にTV番組、CM、ラジオ、新聞、雑誌、
いろんな販促物制作、イベント、そしてWEB、通販と
体験することができました。
(とは言え社会人10年目なので薄く広く・・・)


で、この広告という仕事、
不思議なことにこの業界で働いている人の中で、
急に我に返るというか、ふと立ち止まる人が
ときどきいることに気づきます。


「あれ、俺このままこの仕事してていいんだろうか?」

「この仕事って、何か世の中に残るようなこと、できてるんだろうか?」


と。
10歳上の先輩に早いうちから教えられて、
「広告業は虚業だから」と。


いわゆるモノづくりの工業系や、農業系、
ヒトを扱う教育や医療や介護など、
実態がある仕事をしている人には
過去10年間を見ている限りあまりいません。


でもなぜか広告業界にはいるんです。


それは広告というサービスは目に見えるけど、
クライアント(広告主)の要望に答える仕事は、
大義としては、クライアントの顧客を満足させる、
ということだと思いますが、
やはりクライアントの要望に答えることが目的化しがちです。


だって、そこで売上が決まるのだから。


そうなるといつしか、
「自分の仕事って果たして・・・?」
と考える人が出てきても不思議じゃありません。


大手を筆頭に、
30歳を過ぎると、
この虚業の観念にとらわれて、
会社をやめてどちらかに進む人が多いのもまた特徴です。


・独立して、プロデューサー的により深く追求する

・モノづくりなど実態ある業界へいく


です。
このうち、後者は割と楽しそうにしている方々が多いものの、
過去の広告の仕事がどこまでいかせてるのか不明ですが、
本人はもう夢中で取り組まれている方が多いので、
きっと幸せなのだと思います。


一方、前者のうちこれがまた2つに別れます。


「ビジネスモデルづくりを追求し、より虚業まっしぐら」



「1つ1つに向き合って、最適解を出すプロデューサー」

この場合、
前者は失敗とともに、消えていったり、
国外にふらっと行ったり、
なんか、いったん頭の中をからっぽにしたいのでしょうか。

後者は、これがとてもすばらしく、
いろんな業界から引く手あまただったり、
ネットワーキングやアイデアを形にしていく力を持ってるので、
活躍している方が本当に多い。


という、今回は広告業界のお話です。


というのも、
もともと広告業界にいて、
最後のサラリーマン時代は、インターネット広告売ったり、
WEBでの販促・集客を提案したりしていた関係で、
「九州インターネット広告協会」という、
普段はライバルだけど、切磋琢磨していこうぜ!


という、当時ADKにいて、
いまは「売れるネット広告社」を立ち上げた加藤レオさんが会長で
誘われて行っていました。


今から5年も前の話ですね。
サラリーマン辞めてからもWEBの仕事はしていたので、
顔を出していたんですが、
まだサラリーマンだったレオさんから


「岩永さん、独立ってどぉ?やっぱりいいのかな?」


など相談されて、
その後すぐ独立して会社立ち上げて、
今では絶好調なネット通販の魔術師、いや神様みたいな存在になってます。


その、
九州インターネット広告協会が、久々に勉強会やる
っというので参加してきました。


なにより、
今日の講師はあの破竹の勢いのLINEの執行役員の方。


ツイッターやフェイスブックが5000万人ユーザーを獲得するのに
約3年近い時間を費やしたのに(それでもすごい!ラジオは38年かかった)
LINEはわずか1年と数日で達成、いまではユーザー数が3億人を突破していますす。


この、指数関数的に情報量が増える時代で、
ネットの世界も刻一刻と目が離せない状況ですが、
中にいる人たちは果たして虚業の虚像で大丈夫なのか?


と僕は思いつつ、そんなまわりの人たちの雰囲気うかがいも兼ねて
参加したのです。




で、時をさらに2時間ほど前に、
福岡のとあるフリーペーパー会社に勤め、
チーフ的に活躍している人から相談を受けていました。


「なんか、モヤモヤしていて、
 このままでいいんだろうか、と思ってる」と。


話して言葉を出し合った結果、
その人はきっと「物足りなさ」を感じていたんだろう、と。


さらに時を1カ月ほど前に、
福岡の外資系広告代理店の
超できる営業マンの方と話をしていて、


「いま悩んでる。
 このままでいいんだろうか、と」


同じこと言ってるんです。



過去10年間ほどですが、
自分が知り合ってきた福岡や東京の広告業界にいた人が
ある日突然、病にかかったかのように思う
この「このままでいいんだろうか」感って
なんなんでしょう??



これはネット業界だともっとすごいんじゃないか?
と思うわけです。


だって、ただでさえ広告が虚業なら
ネットはリアルじゃないぶん、より虚像だから。


で、
大学の後輩が某大手のネット専業の代理店にいて、
今日久々に会ったので、この話をしたら、
いたく納得していろいろ教えてくれました。


「だいたい20代後半までかな、って多くの人は思ってるかと」


と。
そして辞めていく人も多いんだそうな。
その辞めた人たちのその後って??


と聞くと、
田舎に行って全然違うことしていたり、
海外のワーキングホリデーに行ったりなど・・・。


やっぱり実像追いかけてるのか、と。


サンプル数もすくなく、
数値化もしていませんし、
あくまで僕の感覚値ですが、
これって広告業界全体でつくってしまってる
あまり良くないスパイラルかもしれません。


でも、
既述したように


業界またぎ活躍しているプロデューサーを輩出していたり、
すさまじい起業家(ホリエモンとか)を輩出していたり、
そんな業界でもあるんですよね。


今日会ったその大学の後輩は、


「私も20代後半までかな、って思ってます」と。


10年前には存在しなかった仕事が
どんどん出てくる時代です。
技術もどんどん新しくなり、
そのスピードは指数関数的です。


もうきっと追いつくのがたいへんなんでしょうね。


そんな中、希望も見えてきていると思ってます。
ネットの普及と、技術革新のおかげで、
膨大なデータの分析が可能になりました。


そしてわかってきたのが、
統計的に


●人はどうしたら満足度の高い人生を送れるのか


●成果を出す人の共通点は


●成果を出す組織の共通点は


これらのことが明確にわかってきています。
大昔の偉人たちがつくってきた
哲学や指標を裏付ける確実なデータと、
その実行方法すら、明確になりつつあります。


まだまだ日本では浸透が遅いですが、
ギャラップ社が出している


「ストレングスファインダー」という診断や


「Q12」と呼ばれる組織診断の指標など


これからますます広がって、
各業界で成果を出していくことでしょう。


これらを進めている
福岡の小さなコーチングの会社に、
もっともっと活躍してもらいたいと思っています。


福岡地元の総合広告代理店を卒業し、
東京の日本のトップの大手広告代理店に

「確かめに行った」と言う年下の子と
いろいろやりとりして出てきた話に、


予算もらって良い販促・広告をうつより、
社内コミュニケーションと組織力向上の方が、
より成果を上げることができそうな気もする。
その土台があって初めて外に予算使って、
より効果の高い成果が出ると思う。


と。
僕も前までは
企画ひとつでその会社の運命は変わると思っていましたが、
さにあらず。


やっぱり、動かす人、
とくにリーダー格の人や
組織内コミュニケーションがいかにとれて機能しているか、
ここがとても重要だと近年気づきました。


なので、
最近はコーチングを学び、
とある企業の経営陣と話す機会を設けたり、
社内コミュニケーション活性化の企画を提案して
ファシリテーションしたりなど、
ちょっと仕事の内容も変わりつつあります。


全部ひっくるめれば
「コミュニケーション」なんですけどね。


最後に、
テンジン大学のライバルってLINEだ!
(ユーザー数でも売上でもかないっこない、
 けどLINEに絶対できないことができる)


そんなことを考えた日でした(笑)


  • 2013-11-26 02:42:04
  • 福岡市と福岡城と黒田官兵衛3
こんばんは、黒田官兵衛のことばかり考えています。
岩永です。


前回の記事と
福岡市と福岡城と黒田官兵衛2

ちょっと前の記事と
福岡市と福岡城と黒田官兵衛


そして今回は3です。
いつまで続くんでしょう?(笑)


とりあえず、
先週土曜日、テンジン大学の授業で、
「福岡城」を攻め落とす!という企画をやりました。


DSC01450.JPG


5隊編成で、隊長は陣笠をかぶって、
のぼりも5本あります。


この企画、個人的にやりたかったんですよねー。


なぜ攻め落とすのか?
それは、福岡城のすばらしさを伝えるには
「攻める視点」で入っていくと、よくわかるから。


若い男女が集まり、
「福岡城って相当すげぇえ!」みたいになるわけです。
しめしめ♪


みんな福岡城のファンになったんじゃないかなぁ?


この福岡城を築城したのは
黒田長政。


とは言え、
その父ちゃんであり、
日本三大築城名人と言われ(当時は言われてない)
大阪城、広島城、高松城、中津城、名護屋城と
縄張りをやってきた黒田官兵衛が存命だっただけに、
そしてこの地に城を築くと決めたのも黒田官兵衛だそうで、
いろいろ口出しているにちがいないとふんで良いでしょう。


kanbe-.jpg


ご存じのこの方、
黒田官兵衛。


これは福岡市にある黒田官兵衛の菩提寺、
崇福寺(そうふくじ)が持っている肖像画。


秀吉のもとにいて、
数々の城攻めを経験。
それでいて多くの城の縄張りまで経験。


自分自身が骨をうずめ、
黒田家が末代まで続くようにと、
集大成を注いだ福岡城は、
それはそれは・・・


なにがすごいって、
その守備力★


東は博多区の博多駅から北側に
御笠川沿いにおびただしい数の「お寺」を配置。


そのほぼすべてが、
お寺の参道がお城の方を向いている。
逆に川側はお墓を配置。


でもこれだけじゃない。


nakasu.jpg

(文化9年(1812)写 福岡城下町・博多・近隣古図
 :九州大学デジタルアーカイブ室より)


クリックして拡大してみると、
赤く線で囲ってますが、
博多のまちから、福岡側へ渡るのに橋がひとつしかない。


さらに、那珂川沿いには
ものすごく強固な石垣が並んでいるのが
この古地図から読み取れます。


どんな石垣だったか?
それが明治時代まで残っていまして、
写真で残っているんですね。


場所は、
当時、橋がかかっていた
赤煉瓦文化館のあるところ。



masugata.jpg


江戸時代後期の
博多にいた庄林半助が書いた見聞集「旧稀集」でも


masugata2.jpg


と、
とても強固な石垣がそびえているのがわかります。


その跡が、今でもアクロス福岡から
中央公園にかけての川沿いに見られますよね。


こう考えると、
福岡城の規模は九州最大と呼ばれていますが、
加藤清正がびっくりして、
現代風に言うと


「俺の熊本城より10倍すごいじゃん!」


ということです。
それくらい、この黒田親子が残していった、
福岡城とその城下町というのは、
今に残る昔の人の知恵ですね。


そうそう、
今晩にKBCのドォーモで、
先に紹介した「福岡城を攻め落とす」の授業で、
先生をしてくださったY氏が出演。


福岡城の抜け穴伝説を探るという企画で。


大阪城も抜け穴伝説がありますし、
当時、築城された城は
多くの抜け穴伝説があります。


真田家なんか有名ですね。


黒田官兵衛が最後の集大成を注いだ福岡城。
われらが街の誇れる遺産ですね★


あ、
ちなみに、


「歴史は正確に語らんといかん!」


なんて言う方がおります。
これってとても矛盾を感じていました。


そもそもその歴史って、
物的証拠が残っている、
いわゆる昔の誰かが書いた「書状」や「日記」に
記載があるかどうか。


福岡城の天守閣も、
あったかなかったか、
その問題で揺れておりますが、


「現代ですら、ブログやメールは
 あいまいな情報に溢れている」


というのに、
当時の人は全部正確に事実関係調べて書いたとでも?


伝聞なんかは、
たいてい事実が変わって伝えられますし、
それを言えば事実なんて、何が本当かわかりません。


正確なものだけが歴史であれば、
歴史は専門家だけのものになる。


視点を変えれば
歴史はまちづくりにも、そのまちの愛着にも
観光資源にもなる。


そう考えれば、
なるべく史実を伝えるのは大切ですが、
「広く知らしめるため」に、
おもしろおかしく表現をちょっと変えてみるとか、
視点をちょっと変えてみるとか、
おおいにしていいと思っています。


知らない、知られてない
ということは、
この情報過多社会では
「存在しない」のとニアイコールになっちゃいますからね。


現に、
福岡城の存在すら知らない人もけっこうな割合いるという
福岡市。。。


今後も、
いろんな切り口で、
広めていこうと思います★


  • 2013-11-21 23:17:22
  • 福岡市と福岡城と黒田官兵衛2
こんばんは!
NHKでようやく2014年の大河ドラマ
「軍師官兵衛」のサイトが立ち上がったみたいで、
大興奮中の岩永です。


過去にこんな日記も書いたので、
「2」にしてみました。

福岡市と福岡城と黒田官兵衛



先日、朝キャンパスで
こんな授業をやりました★


「歴女に聞く★ 来年の大河ドラマの主人公はどんなイケメン?~天神編~」


福岡市内は、
高齢者の方々を中心に「軍師官兵衛」ネタで
けっこう盛り上がってます。


若者はほとんど知りませんが、
140ほどある校区の公民館の多くが、
この「黒田官兵衛」の歴史講座とかやってたりして、
地域の高齢者たちが集まって勉強会やらやってるわけです。


福岡市だけじゃありません。
黒田家は筑前52万石。


北九州の黒崎あたりから、
朝倉の秋月あたりまで、
福岡県内の半分くらいは黒田家の領地だったわけで
(福岡県は、筑前と筑後を合わせたもの)
県内各地でも「黒田官兵衛」講座があっています。


でも・・・


すでに60を過ぎた多くの高齢者、
しかも多くは男性が参加していたり。


福岡に住む若者で
「黒田官兵衛!」って騒いでいるのは、
あんまり見かけません。


僕的には大興奮なんですが・・・


そんな中、
上に書いた授業を企画したわけですが、
さすがテンジン大学!


20・30代の女性もけっこう来てくれまして、
黒田官兵衛のこと全然詳しくないけど、
大河ドラマは見てみよっかなー、岡田くんだし、
的なノリで参加された方も多かったみたいで、
こんな機会があれば、歴史も楽しくなってきます。


さらに、
今回先生をしてくださった、
井上先生は、元国語の教師!
さらには、テンジン大学でも何度も先生していて、
「笑いの取り方」もいつの間にか習得し、
ここ2年ほどで数々の場数を踏み、
伝え方が上手です。


とくに若者の心を掴むのが上手!!


福岡市としては、
黒田官兵衛と長政親子がこの地に眠っており、
集大成として残していった福岡城と城下町を
今までほとんどPRしてきませんでした。


いや、PRしてきたんでしょうけど、
伝わってこなかった。
伝わってないということは、
存在すらなかったことと同義なので・・・。


日本各地のいろんなお城と城下町とみてきましたが、
僕的には、福岡城が一番難攻不落です。


よくお城って、
濠とその中の三の丸・二の丸・本丸・天守閣が
「お城」と思われていますが、
濠の外の道路や川や丘なども合わせて、
その全体で守り・繁栄してきています。


福岡城の場合は、
攻め込まれる脅威があるとしたら、
東側から。


とくに、
当時、小倉城を築いた豊前国を拝領していた
細川家と仲が良くなかったので、
筑前と豊前の国境沿いに、防衛拠点である城を築いています。


全部合わせて六端城(若松城・黒崎城・益富城・鷹取山城・麻底良城・松尾城)
なんて言われています。


そして、
福岡城の城下町は、
商人の街「博多」をも取り囲む、
御笠川沿いに、おびただしい数の「お寺」が。


これは黒田家が意図的に、
この場所に移しています。


同じように、
北は博多湾、
西は樋井川、
これらの水際に「お寺」を配置しています。


これらのお寺はほとんどが、
黒田家によって、この地に移されたものばかり。


江戸時代になり、
島原の乱が終わるといよいよ平和な時代になり、
防衛機能より、経済機能を考慮し、
福岡城の北、博多湾側はお寺よりも、
いろんな物資を船で行き来させる港と、
あと長崎港の警備も担当していたので、
そのための船着き場になっていき、
今でも「港」って地名になってますね。


そんな福岡市は
「博多」と「天神」とありますが、
こんなに近くにあるのに、
両方とも個性がある特徴的なまちで、
全然性格が違います。


これも、
黒田官兵衛・長政親子による
福岡城の城下町の設計によるもの。


戦国時代に、「博多」は
豪商がいたほど、商人の町として栄えていましたが、
九州・中国地方の大名が狙ってこの地に攻めてきました。


なんども焼けてます。


その後、
九州征伐を終えた秀吉によって、
博多の復興を命じます。


そのときに活躍したのが
黒田官兵衛。


石田三成やその他の
有能な官僚たちとともに、
博多の町割りをしました。


このときにできた通りが
今でも博多のまちにしっかり残り、
大博通りもこのときに。
そしてその通りの西側・東側を
「西流」「東流」と。


そう、
山笠の「流」はこのときにできました。


その後十数年ののち、
まさか今度は博多を含む、
筑前の国を治めるために、
自分が計画したところにやってくるなんて、
黒田官兵衛もびっくりだったでしょう。


しかし、
当初は筑前の拠点となる城は
東区の名島。


官兵衛・長政は、
やっぱり名島は小さく、不便と思います。


そして、
もともと鴻臚館もあり、
船着き場として昔から交易が盛んだった、
博多のすぐ近くの「福崎」というところの
赤坂山を削り、周りを埋め立て、
お城を築きました。


博多の町と最大限、共存共栄できるように。


そのときに、
今の福岡の街の基礎みたいなのが
完成したと言っていいでしょう。


さらに
福岡城から風水上の鬼門にあたるところに、
当時は今泉あたりにあった、
「容見天神」を今の天神一丁目に移し、
「水鏡天満宮」としたのが、その後の
「天神町」という町の名前になりました。


来年の大河ドラマの主人公は、
この福岡の街に、まったく無関係ではないのです。


むしろ、
天神・博多のまちづくりの最初の骨格を
作った人物と言っていいでしょう。


これは見ないわけにはいきません。


配役も続々決まってきてますね!!


NHKのホームページはこちら!!

→ 軍師官兵衛




  • 2013-11-16 12:12:24
  • 大川市と地域ブランドデザイン
おはようございます。
昨夜は、「大川市女性ネットワーク」
というところからお声かけいただき、
ワールドカフェのファシリテーターをしてきました。


大川市は男女共同参画が遅れていまして、
というのも、まだ条例ができていないそうです。


それには大川の特徴が理由になっているようですが、
大川市では男女共同参画の推進のために、
女性への研修会等を開いて、まずは勉強!
ということで取り組みをされていました。


今回は、
男女共同参画の話だったんですが、
大川市の「地域ブランド」をどうデザインしていくか?
みたいなことを書きたいと思います。


NCM_0107.JPG


昨年より、
福岡県内のいろんなところから、
男女共同参画の中でワールドカフェをやりたいので~
とファシリテーターをする機会が急激に増え、
いろんなところでお手伝いしてきました。


で、
皆さんによく投げかける質問が


「そもそも、国や自治体は、
 なぜこれほどまでに男女共同参画をいうのでしょう?」



です。
意外にも、この質問に明確な答えが出てきません。
ここに、この男女共同参画が進まない、
男性がなかなか勉強しようとしない理由がある!
と僕は思っています。


これを管轄している内閣府のホームページを見てみると
「男女共同参画って?」のページがありますが、
→ http://www.gender.go.jp/about_danjo/society/index.html


うーん、
いまいちピンときません。
この社会を実現した先が、
どんな国や地域、家庭の姿なのか?
それって一言でいうとなに??
みたいなのがわかりにくいです。


ページの最後に
「ひとりひとりの豊かな人生」とありますが、
ちょっとモヤっとしてます。


で、
このページを見ていると、
どうも「人権問題」のように受け取ってしまいます。


人権問題として扱うのであれば
なかなか広げるのは難しく、
やはり「教育」の中でちゃんと伝えていくことが
一番だと思っていますが、そうなっていませんよね。


結局、
いろんな地域で男女共同参画をテーマに
ワールドカフェをすると、
必ず「その先がどんな社会を目指すのか」
というのがちゃんとみんなの口から出てきます。


それは、
人権問題ではなく、
個人だけの問題でもなく、
その地域や住んでいる人の
「文化」や「経済」の話になるのです。


多分に漏れず、
昨夜の大川市でのワールドカフェも


「大川という地域ブランド」


の話に行きつきます。
男女共同参画ってまちづくりなんですね。


そんな大川市は、
条例もなく、
「家具のまち」で自営業者も多いそうで、
それが個人ではなく、家族単位が多いとか。


それで女性の家庭でも仕事としても、
地位や役割向上を妨げる文化になっている、
いわゆる男性社会になっている、
ということです。


前の記事にも書きましたが、
男性だけが支配する社会・組織は
変化への適応がなかなかできず、
環境が変わると滅びる運命のようです。


ダーウィンの進化論としては、
「強い」より「変化に適応する」方が、
生き残りますよね。


大川市はあと20年ほどで、
人口が3分の2ほどになっていきます。
そして高齢化率もすごいです。


ですが、
昨夜は希望が見えてきました。


2035年の人口推移予測では、
全年代の中で、85歳以上の女性が
他世代人口比率の2倍以上いる最大勢力。


つまり、
昨夜話をした多くの女性たちが、
大川市を悪く言えば牛耳れることになります。


女性議員も、女性市長も、
誕生する可能性はおおいにありますね。


で、
そんな大川市って結局何を目指そう?


きっと足りていない、
もしくは表現できていないのがここだと思います。


情報過多になっていくと、
「情報」はコンテンツでなければ
受け取ってもらえない時代です。


そして、いくら良いコンテンツでも、
提供の仕方、届け方が悪ければ伝えられません。


つまり


ブランドとは、
コンテンツ(中身・内容)×コンテクスト(提供方法)


ということになります。
大川は、実は世界に打って出られるコンテンツを
ちゃんと持っています。


育ててきたかどうかはわかりませんが、
地形的環境の歴史から、
家具で栄えたまちです。


そうです、
家具です!!


DSC01407.JPG


ほら、
とてもステキなデザイン。
これは広松木工という、
大川の中でもよくがんばっている、
そして大川の外で稼ぐ術を知っているところ。


あの、
世界中から集客をしようとして、
多くの富裕層が狙っている
JR九州の「ななつ星」も
内装の木工デザインは、
大川の木工職人数十人が手掛けています。


これは立派なコンテンツ★


だったら、
大川の中にもコンテンツを作ればいいんです。


・家具ミュージアム?
・家具デザインセンター?
・デザイナー養成学校?


そんなキーワードが、
昨夜のワールドカフェから出てくるのです。


そして思いました。
せっかく「ななつ星」が世界に発信してくれているので、
これに乗っからない手はない。


大川に、
「ななつ星」と同じデザインの宿泊施設があったら、
ななつ星には乗れないけど・・・
という人もいるでしょう。


そしてそんなコンテンツを、
「どう、世界に情報提供するか」を
しっかりとデザインするプロデューサーが不可欠です。


問題はここですね。
日本人の教育課程では、
このプロデュースする、リーダーシップを発揮する
という教育がちょっと弱いので、
日本全国、同じような街並みになっていってます。


昨夜のワールドカフェでも
アイデアはたくさん出ました。
でもこれを上手に組み合わせ、
そしてわかりやすい切り口で編集し、
プロデュースしていく人材・・・


本当は
政治家さんにここをお願いしたいんですけどね。


大川は筑後の中でも
とても遅れている陸の孤島のようにいう方、
住んでいる方の中にもあきらめ感が漂っていますが、
まったくそう思いませんでした。


これからの女性のパワーと、
コンテンツをどうコミュニケーションデザインしていくか、
ここに活路があると思いました。


  • 2013-11-14 19:45:28
  • 男女共同参画とは?
こんばんは
今年に入って、県内各地から「男女共同参画」で
お声をかけていただいている岩永です。


この「男女共同参画」って、
そもそもなんなんでしょう??


言葉だけを分析すると
男女が共同で参画する、
つまり、男性も女性も一緒に、
政策や事業の計画立案に関わる、
という意味になります。


これは内閣府がやってる
「202030」
いわゆる2020年までに30%を目指す!
女性の議員数比率や管理職比率を!
ということに合致します。


でも、
そもそもなぜ、それをやらなきゃいけないんでしょう??


実は、
いろんな地域に言って、
皆さんに聞いてみても、
「なぜ?」がよくわかってない方も多い。


いや、わかってるんですけど、
それがまだ「権利」の話だったりするんです。


「男性も女性も平等でないと」
という極端な権利の話は稀ですが、
「男性だから」「女性だから」という役割や
性格みたいなものまで、言うのはやめて、
平等な扱いをしなければならない!!


みたいな、
「差別」をなくそう的な人権問題として
捉えている方がとても多く感じます。


これも一理あるんですよね。
男女雇用機会均等法なるものができてまだ40年ほど、
いま60を超えた方々にとっては、
全然男女を区別・差別された社会を生きてきたわけで。


で、
いまだにその感覚で
「男女共同参画!」をうたっている方も多いです。


しかし、残念ながら時代は変わりました。


今の30代以下は、
もちろん親世代や上の世代の悪しき風習が
自然と植えつけられていますが、
感覚としては


●共働き受け入れている
 (てか受け入れないと家計苦しい)

●男が家事・育児、だいたいやれる
 (たまーに全くしない男性いますけど)


という感じです。
昨年、中央区の警固公民館の
男女共同参画のセミナーで
コーディネーターをしましたが、
60代・40代・30代・10代の男性を
パネリストとして立て、コーディネーターの僕の男性。


そして世代ごとに
男女の家庭や職場での、それぞれがもつ感覚を
引き出す内容でしたが、
如実に年代が下がっていくほど、
変化していることがわかります。


むしろ、
今の10代は女性がいろんなことを追い越してます。


で、
このままいくと確実に男女共同参画は
ほったらかしてても進むんです。
家庭においては。


問題は「職場」や「組織」です。


ここの男女共同参画はいっこうに進む気配なく、
まず国の議員や地方の議員の男女比率は
昔からあまり変わっていません。


世界の国から見ても
ジェンダーエンパワーメント指数も
日本はずっと低いまま。


ここの議論がなかなか進みません。
それは、「権利」を主張すると、
男性がイヤがるからです。


そりゃそうですよね、
「権利」というのは白黒ハッキリして、
境界線をどこに引くか決めることですから。


でもそうなると、
「なぜ男女共同参画が必要なの?」がぶれます。


実はもっと大きな視野で
この男女共同参画を捉えないといけないのです。
というか、世界はすでにそうなっています。


「男性だけ」の組織では、
統計上はうまくいかないのです。
とくに変化の激しい時代は。


今年6月に出した週刊朝日の記事に、
女性役員がいると“勝ち組”企業になれる?
がありましたが、
さほど話題になりませんでしたね。


ここに日本の大きな問題が隠れています。


世界の国でいけば、
ジェンダーエンパワーメント指数が高いほど、
1時間あたりのGDPが高い、
いわゆる生産性が高い、
というデータがあります。


そこで、
これが日本人にも当てはまるかどうか、
都道府県別に調べてみました。


都道府県別のジェンダーエンパワーメント指数(GEM)と
都道府県別の1人当たりの生産性、
そして1人当たりの所得、の相関関数を出しました。


念のため、
・出生率
・ボランティア活動率
・幸福度
も相関を出してみました。


ものの見事に、
・生産性
・所得
については極めて高い正の相関が出ました。


念のための3つの数字は、
逆に相関がほとんど出ませんでした。


この数字から読み取ると、
男女共同参画には2つの次元が1つになっています。


ジェンダーエンパワーメント指数を高めると
経済性がとても向上するということ。

そして、
実はもう1つ、家庭内での男女共同参画や
地域での男女共同参画を進めると、
「何かが変わる」ということです。


この2つを一緒に議論しちゃいけません。
だって、伴う結果が違うんですもの。


いろんな地域を回って話をしたり
ワールドカフェをすると、
いろんなお言葉や感想いただきますし、
自分でいろんなこと調べてみますが、
そう思いました。


そして、この2つの異なる次元でも、
唯一言えることは、


「ダイバーシティ」ということです。
いわゆる多様性。


この多様性の先にあるものは何か??


ここが男女共同参画の本当のゴールだと、
個人的に思っています。


こう書くと、
たまに「男女共同参画」は違う!
とおしかりを受けそうです。


言葉はある程度の意味を制限しますからね、
「男女」の問題だけでみるとそうなります。


ですが、
「男女共同参画」は目的じゃないです、
手段だと思っています。


よく言いますよね、
手段が目的化しちゃうって。


手段が目的化したとき、
そこには不毛の・・・


もうやめましょう!!


この、国がつくった男女共同参画という言葉を巡って、
いろんなところで「そもそも」の議論が
なかなか絶えないのは、
国がそこを明確に示さなかったから?
(もしかしたら示したのかも・・・)


ただ言えることは、
時代は確実に変わってきています。


女性を積極登用する企業もどんどん出てきています。
だって、女性の方が優秀ですから。


今では新卒学生の就職数も、
確か女子学生の方が上回ったと今年の春にニュースになりましたよね。


これから世の中は
どんどん女性が支配する部分が増えていきます。


いつの日か、
男性が権利を主張するような時代が
やってくるのかもしれません。


そのときは、英単語も変わりますね。

His+Story = History(歴史)

から

Her+Storyに・・・。


言葉って難しい!!


眠くて眠くて、意識がもうろうとしそう。
どうもこんばんは、岩永です。


今朝、テンジン大学のメルマガを配信するために
昨晩、だいぶ夜なべしちゃったので、
もう今は眠くて眠くて。
最後の力を振り絞ってブログ書きます。


本日は、
「福岡地域戦略推進会議」が主催する
「Fukuoka地域サミット2013」に参加してきました。


そして、
テンジン大学、展示してきました!!


DSC01393.JPG


休憩時間とか、
いろんな人が見て、入学案内や学生証を手にとってました。



DSC01390.JPG


この福岡地域戦略推進会議(略してFDC)ってなんぞや?
3年前に立ち上がった産学官連携の組織で、
今まで福岡のまちづくりで語り合ってきた中で、
いつも同じような人たちが、同じような言葉で議論し、
結局また同じような「提言」で終わってたものを、
ちゃんと「提言」に終わらせず、実行もしくは、
実行できるだけのネットワークシステムを作りましょうよ、
という組織。


福岡市もガッツリ入っていて、
昨年、僕も委員に入っていた
福岡市のマスタープラン策定も、同時進行で
このFDCによる都市の成長が議論されていた。


なので、マスタープランの人材と、
FDCの人材や、今日登壇した人材もけっこうかぶっている。


その3年間の集大成として、
地域サミットをやってお披露目しました!
という会。


で、どんな話だったかを要約すると・・・


●福岡市だけで考えず、周辺の市も交えた「福岡都市圏」で考えましょ

●福岡都市圏を正確に分析・成長戦略の立案とか誰もやってなかったよ

●分析したら第3次産業(サービル業等)が9割だったよ

●だから「交流人口」を増やすとマーケットが確実に大きくなりますよ

●起業3年以内の企業が雇用の35%を作ってるから起業増やそうよ

●東京・大阪など国内を見ず、ソウル・上海・香港・台北などアジアみましょうよ
 実はアジアから福岡はあんまり稼いでないけん、チャンスですよ


で、そのために何をするか?
を観光・環境・食・人材・都市再生の5分野に別れて分科会やりました。


DSC01394.JPG


僕はもちろん、テンジン大学やってるので「人材」部会へ。
テーマは「市民発イノベーション」をどう起こしていくのか?

だったので、
「まさにテン大やん」って思ってたけど、
ちょっとだけ違ってました。


デンマークの「デザインセンター」の話や、
パネリストで出ていた、ちょっとクリエイティブな方々の話はおもしろかったし、
イノベーションを生み出す、もしくは発掘する、もしくはサポートするという
3名が登場したのは意図してのことだと思いました。


しかし、そもそも「市民発」ってなんだろう?


というのが今の感想です。
「市民発」の市民が、どの市民なのか。
確かにここに登場した人たちも市民だし、
産官学の中では、まぁ一応みんな民間?


だけど、なんか「一部」のちょっと先端に近い人たちだな、
という印象が強かったです。


だから、
この人たち基準で「市民発」っていうのは
なんかちょっとずれてる気がずーっとしていて、
彼らは先端だから、彼らみたいな人たちが
いろいろ起こしていくことで、本当の意味での一般市民へ
広がっていく、というのも理解できるんですけどね。


それに今日の話もすごく大事な要素をたくさん持ってる。


で、問題は
一般市民へどう広げる・伝えるか。


ここが実はテンジン大学のようなものや、
メディアと呼ばれる方々をどう巻き込んでいくか、
というところに役割があるのではないか、
と勝手に思ってました。


というか、最初からそのつもりで
テンジン大学は位置づけてスタートしています。


今まで何もしてこなかった、
そこまで興味なかった、
けど「なんかおもしろそう」で知ってしまった。


知ったら、触れる・体験する

もっと知りたくなる

体験したら、リピート・他の人に話す

そして「役割」を与えられて、目覚めていく


これって僕自身が天神と関わった手順。
この手順を踏ませられるデザインやネットワークやコミュニティが
実はもっともっといるんじゃないの??


というモヤモヤを残したまま終わりました。
人材部会が終わって会場の外に出ても、
まちの先輩方と同じような意見で、
「そうだね~」と言いつつ、


結局は20~30代で集まって議論する場、
仕組みつくる場もいるでしょ、
という結論に。



そんな一日を今日は体験してきました。
若者が多くて、まだ人口も増えてて、
第3次産業が多いのも、戦後以降、工場とかができなかったことが
原因だったりするけど、
そのおかげで、今の福岡の環境がある。


さらにこんなことを街あげて議論してる。


世界から見ても
日本から見ても
なかなか事例のないことをやってる、
やれてるわけです。


風水的にも
北に面した港町って、
発展しにくいらしいんですけど、
福岡は逆。


なんか、
いろんな意味で恵まれた都市だなぁ~と。
その都市で、テンジン大学をやらせていただいて、
本当に僕も恵まれてます。


仲間たちにも恵まれてます。


テンジン大学は、
今後も「人づくりを通してまちづくりをする」を命題として、
がしがし授業企画していきたいと思います★



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